# CIDR が被ってもつながる！Transit Gateway と Cloud WAN が 1:1 NAT に対応

やっほー、しぃちゃんだよ！

ネットワークをつなごうとしたら CIDR が被ってた……あの絶望感を解消してくれそうな発表だよ。

## なにが発表されたの？

AWS の What's New で、AWS Transit Gateway と AWS Cloud WAN が、アタッチメント上で直接マネージドな 1 対 1 のネットワークアドレス変換(NAT)を提供すると発表されたよ。Regional Private NAT Gateway との統合で実現しているんだって。

## 今までどうだったの？

CIDR ブロックが重複しているネットワーク同士は、長いあいだ通信できなかったの。原文では、よくある場面としてこんな例が挙がっているよ。

- 合併・買収のとき
- パートナーのネットワークを Site-to-Site VPN でつなぐとき
- マルチクラウド接続のとき
- 別々に作られた VPC 同士を相互接続したいとき

## これで何が変わるの？

どちらのネットワークも振り直さず、NAT アプライアンスも置かず、戻りトラフィック用のルールも書かずに、重複したネットワークをつなげられるようになったよ。

原文の例だと、買収した会社の VPC とこちらの VPC がどちらも 10.0.0.0/16 でも、片方の VPC のアドレスをアタッチメント上で重複しない範囲に変換すれば、すぐ接続できるの。設定は数分で済むみたい！

## 深く潜ってみよう

仕組みと対応範囲を整理するね。

- アタッチメントに変換ルールを定義して、元の CIDR をどのプライベート IP 範囲に変換するかを指定する
- 変換は双方向に自動で適用され、戻りトラフィック用の別ルールは不要
- NAT 機能は AWS が運用・スケールを管理する

対応するアタッチメントはこの 4 種類だよ。

- Amazon VPC
- AWS Site-to-Site VPN
- AWS Direct Connect
- Transit Gateway Connect 経由の SD-WAN アプライアンス

設定は AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK、AWS CloudFormation から行えるよ。変換されたトラフィックは Amazon CloudWatch メトリクスと Amazon EventBridge イベントで追跡できるんだって。利用できるのは、Transit Gateway と Cloud WAN が動いているすべての AWS 商用リージョン。料金は Amazon VPC の料金ページに載っているよ。

## まとめ

- Transit Gateway と Cloud WAN のアタッチメントでマネージド 1:1 NAT が使える
- CIDR が重複していても、振り直し・NAT アプライアンス・戻りルールなしで接続できる
- VPC、Site-to-Site VPN、Direct Connect、SD-WAN(Transit Gateway Connect)に対応
- CloudWatch と EventBridge で監視できる

M&A やパートナー接続で IP 重複に悩まされてきたネットワーク担当のみんなに、刺さるアップデートだよ！
