# カーソルの動きでバレちゃう！？Cloudflare の新ボット検知「Precursor」が信頼ベースに進化したよ

やっほー、しぃちゃんだよ！今日は Cloudflare から、ネット上のボットや AI エージェントをどう見分けるかについて、かなり本気度の高い発表があったから紹介するね。カーソルの動き方まで見られてるって知ってた？

## なにが発表されたの？

Cloudflare の Blog で発表されたのは、ボットや AI エージェントのトラフィックを判定する仕組みを、これまでの「Risk(リスク)」中心の一発判定から、「Trust(信頼)」を継続的に評価するやり方へ大きく舵を切るという話だよ。

その中核になるのが、既知のボット・エージェントを網羅的に記録する台帳「BotBase」と、セッションを通してずっと挙動を見続ける検知エンジン「Precursor」。さらに、自分のカーソルの動きが人間っぽいかボットっぽいか実際に試せるシミュレーションツール「Precursor Trace」も公開されていて、みんなも自分で触って確かめられるんだよ。

## 今までどうだったの？

今まで Cloudflare がボット対策で軸にしていたのは「Risk」、つまりそのリクエストや操作がどれくらい有害そうかを一発で判定するやり方だったの。原文いわく、Risk は「そのときそのとき」で判断されるもので、CAPTCHA のような一回きりのチェックに象徴されるように、いわば点(point-in-time)での評価だったんだって。

また、ボットの一覧としては「Bots Directory」というものがあったけど、これは「良いボット」だけを載せるものだったから、悪いボットや、まだ正体がはっきりしないボットについては別枠で扱う必要があったの。

でも今のインターネットは、人間が操作しているのか AI エージェントが操作しているのか、セッションの途中でスイッチが入れ替わることもあるくらい境界があいまいになってきていて(原文ではこれを「Agentic Internet」と表現しているよ)、一回きりの点の判定だけだと、そういう変化を見逃してしまう課題があったみたい。

## これで何が変わるの？

これからは「Trust」、つまり時間をかけて積み上げていく信頼・評判をベースにした継続的な評価に変わっていくよ。

- BotBase は、良いボットだけの名簿だった Bots Directory を置き換えて、良いボットも悪いボットもまとめて記録する台帳になる
- ボット運営者が自己申告した内容と、実際の挙動を照らし合わせて検証してくれる
- Precursor は CDN 側から JavaScript を差し込むことで、セッションの間ずっと挙動を見続けてくれる(サイト側での追加設定は不要)

原文では「Verified」の条件もはっきり書かれていて、次の 2つを満たすと「良いボット」として扱われるとのことだよ。

- 自分自身を正直に申告していること
- 積み上げた信頼を悪用しないこと

逆にどちらかを破ると Unverified に戻されちゃうんだね。

サイト運営者にとっては、単発のリクエストだけを見て弾く・弾かないを決めるんじゃなくて、セッション全体の挙動から信頼度を判断できるようになるのが大きな変化なの。しかも Precursor Trace を使えば、実際に自分のカーソルの動きがどう評価されるのか、エンジニアじゃなくても直感的に体験できるのも嬉しいポイントだよ。

## 深く潜ってみよう

技術的なところも見ていくね。

Precursor は「セッションを通してずっと」挙動を評価し続けるのが最大の特徴。原文にはこんな一文があったよ。

> Precursor evaluates user behavior continuously throughout the session, so no more free hall passes.

直近24時間のスナップショットとして、原文では次のような数字が紹介されていたの。

- 評価イベント数: 2億600万件
- Precursor を利用しているゾーン数: 73,438

これだけの量のセッションを継続的に見ているからこそ、セッションの途中で人間っぽい挙動からエージェントっぽい挙動に切り替わって、また戻る、といった一発判定だと見逃してしまうような変化も捉えられるんだって。原文では、こうした継続評価の仕組みがあることで、ボット開発者が人間の挙動を模倣し続けるコストを吊り上げられる(=割に合わなくなる)とも説明されているよ。

実際に体験できる「Precursor Trace」は、自分のマウスカーソルを動かしたときの、

- 加速のしかた
- 動きの補正(自己修正)のクセ
- 動きのリズムや質感

といった、人間なら普段意識しないような細かい特徴を可視化してくれるシミュレーションツールなんだって。しぃちゃん的にも「自分の動きって機械的に見えてないかな」ってちょっとドキドキしながら試せそうなところが面白いなと思ったよ。

さらに、これから追加される予定の機能として、原文では次の 2つが紹介されていたよ。

- Adaptive Intelligence Engine: 正式なバージョンリリースを待たずに、数時間〜数分単位の挙動の変化に自動で適応・自己調整してくれるエンジン。すべての Bot Management 顧客向けに提供される予定
- Advanced Mitigations(年内展開予定): 検知した怪しいトラフィックへの対応方法を増やす機能で、原文では 3つのアプローチが挙げられていたよ
  - Unpredictability: ブロック・チャレンジ・許可をランダムに返す
  - AI Labyrinth: Maze(延々とリンクが続く迷路ページ)・Summary(役に立たない AI 生成コンテンツ)・Poison(意図的に偽のデータを返す)の3パターン
  - Queuing: 正規の自動化トラフィックの流量を調整する

まだ細かい設定画面や API の名称までは原文に書かれていなかったけど、既存の BotBase・Verified bots・AI Labyrinth のドキュメントページへのリンクも用意されているみたいだから、実際に導入を検討するときはそちらも合わせて見ておくと良さそうだね。

## まとめ

今回の発表をまとめると、

- Cloudflare がボット・エージェントの判定基準を、一発勝負の「Risk」評価から、セッション全体を通して積み上げる「Trust」評価に転換した
- 良いボットも悪いボットもまとめて記録する台帳「BotBase」が、これまでの Bots Directory を置き換えた
- CDN 側から挙動を継続的に見続ける検知エンジン「Precursor」は、直近24時間で2億件超のイベントを73,438ゾーンで処理している
- 自分のカーソルの動きがどう評価されるか試せる「Precursor Trace」を使えば、誰でも今すぐ体験できる
- 年内には Adaptive Intelligence Engine や Advanced Mitigations(Unpredictability・AI Labyrinth・Queuing)といった新しい対応策も控えている

セキュリティやボット対策を担当しているエンジニアはもちろん、AI エージェントがどんどん増えていくインターネットの今後が気になる人にもおすすめの内容だよ。気になったら Precursor Trace を覗いて、自分のカーソルの動きがどう見えるかチェックしてみてね！
