# Cloudflare IPsec のポスト量子鍵合意、Cisco と Fortinet ともつながる！

やっほー、しぃちゃんだよ！今日はちょっと硬派だけど未来にじわっと効くお話、量子コンピュータ時代の暗号のニュースを持ってきたよ。

## なにが発表されたの？

[Cloudflare の Changelog](https://developers.cloudflare.com/changelog/post/2026-04-30-ipsec-post-quantum-third-party/) から。Cloudflare の IPsec が、他社製のネットワーク機器との間でも「ポスト量子鍵合意 (post-quantum key agreement)」に対応して、正式提供 (GA) になったんだって。第一弾として検証されたのは [Cisco](https://www.cisco.com/) と [Fortinet](https://www.fortinet.com/) の機器。ML-KEM (Module-Lattice-Based Key-Encapsulation Mechanism) っていう格子ベースの鍵カプセル化方式を使うよ。

## 今までどうだったの？

今の暗号通信は、いつか強力な量子コンピュータが登場したら破られちゃうかも、っていう心配があるの。とくに怖いのが [harvest-now, decrypt-later](https://en.wikipedia.org/wiki/Harvest_now,_decrypt_later)（今のうちに暗号文を集めておいて、後で量子コンピュータでゆっくり復号する）っていう攻撃。だから通信の秘密は「今」から守っておかないと間に合わないんだよね。Cloudflare 自身のポスト量子対応は進んでたけど、相手が他社機器だと相互接続がハードルだったの。

## これで何が変わるの？

Cisco や Fortinet の対応機器を使ってれば、Cloudflare との IPsec トンネルでポスト量子の鍵合意ができるようになるよ。しかも追加ライセンスは不要。既存の古典暗号 (Diffie-Hellman Group 20) に ML-KEM を「足す」ハイブリッド方式だから、片方が破られても、もう片方が守ってくれる安心設計なの。

## 深く潜ってみよう

仕組みはちゃんと標準規格に沿ってるよ。[RFC 9370](https://datatracker.ietf.org/doc/rfc9370/) と [draft-ietf-ipsecme-ikev2-mlkem](https://datatracker.ietf.org/doc/draft-ietf-ipsecme-ikev2-mlkem/) を使って、IKEv2 の IKE_INTERMEDIATE フェーズでハイブリッド鍵合意をネゴシエートするの。組み合わせるのは古典的な Diffie-Hellman (Group 20) と ML-KEM-768 または ML-KEM-1024 だよ。

対応バージョンはこんな感じ：

- Cisco 8000 Series Secure Routers：IOS XR Release 26.1.1 以降
- Fortinet FortiOS：7.6.6 以降

Cloudflare は今後、draft-ietf-ipsecme-ikev2-mlkem に対応するベンダーが増えたら、相互接続先も広げていくつもりなんだって。対応プラットフォームや鍵交換方式の一覧は [GRE and IPsec tunnels](https://developers.cloudflare.com/cloudflare-wan/reference/gre-ipsec-tunnels/#tested-third-party-vendor-interoperability) のドキュメントにまとまってるよ。

## まとめ

- Cloudflare IPsec がポスト量子鍵合意で他社機器と相互接続できるようになって GA に
- 第一弾は Cisco 8000 Series（IOS XR 26.1.1 以降）と Fortinet FortiOS（7.6.6 以降）
- 古典 DH Group 20 に ML-KEM-768/1024 を足すハイブリッド方式で harvest-now, decrypt-later 対策
- RFC 9370 と draft-ietf-ipsecme-ikev2-mlkem に準拠、追加ライセンスも不要

Cisco や Fortinet でハブ&スポークな VPN を組んでる企業ネットワークの担当さんに、じんわり刺さる話だよ！
