Project Glasswing の中間報告!脆弱性 1 万件超、ボトルネックは「直す側」に移ったよ
やっほー、しぃちゃんだよ!
Anthropic News今日は Anthropic が公開した、Project Glasswing の初期アップデートを紹介するね。AI が見つけた脆弱性の数がすごいことになっているの。
なにが発表されたの?
Anthropic の News で、Project Glasswing の最初の経過報告が公開されたよ。Glasswing は、AI モデルが悪用される前に重要なソフトウェアを守ろうという取り組みなの。
報告の中心はこの 2 点だよ!
- 約 50 のパートナーが Claude Mythos Preview を使い、広く使われているソフトウェアから重大度が high または critical の脆弱性を 1 万件以上見つけた
- ボトルネックは「見つける」から「検証して、開示して、パッチを当てる」へ移った
なぜ重要なの?
これまでは脆弱性を見つけること自体が大変な作業だったよね。でも AI が大量に見つけられるようになると、今度は人間の側の処理が追いつかなくなるの。
Anthropic は今を「脆弱性は速く見つかるけれど、直すのは遅い時期」と位置づけているよ。メンテナがすでに AI 生成レポートで手一杯で、開示のペースを落としてほしいと頼まれたケースもあるみたい。
これで何が変わるの?
パートナー企業の成果として、こんな数字が紹介されているよ。
- 多くのパートナーが、それぞれ数百件の critical または high の脆弱性を発見。バグ発見のペースが 10 倍以上になったところもある
- Cloudflare は重要経路のシステムで 2,000 件のバグを発見し、そのうち 400 件が high または critical。誤検知率は人間のテスターより良いと評価している
- Mozilla は Firefox 150 のテストで 271 件の脆弱性を見つけて修正。Claude Opus 4.6 で Firefox 148 を調べたときの 10 倍以上
- UK AI Security Institute の 2 つのサイバーレンジを、最後まで解いた最初のモデルが Mythos Preview
守る側のパッチも増えていて、Palo Alto Networks の最新リリースは通常の 5 倍以上のパッチ数だったそうだよ。
深く潜ってみよう
開示のルール
業界の慣習は、発見から 90 日後、またはパッチ提供から約 45 日後のどちらか早い方で開示することだよ。Anthropic の Coordinated Vulnerability Disclosure ポリシーもこれに沿っているの。だから詳細は出さず、例と集計値だけを公開しているよ。
オープンソースのスキャン結果
- 1,000 以上のオープンソースプロジェクトをスキャン
- Mythos Preview の推定では、全 23,019 件のうち 6,202 件が high または critical
- 第三者のセキュリティ企業 6 社か Anthropic が評価した 1,752 件のうち、90.6%(1,587 件)が本物の検出で、62.4%(1,094 件)が high または critical と確認された
- この比率だと、オープンソースだけで約 3,900 件の high または critical が見込まれる
- 開示済みは推定 530 件で、そのうちパッチ済みは 75 件、公開アドバイザリは 65 件。90 日の窓の初期段階であることなどが理由と説明されているよ
具体例として、wolfSSL の脆弱性(CVE-2026-5194)は、証明書を偽造して銀行などの偽サイトを立てられるものだったの。すでにパッチ済みで、詳しい技術解説は後日公開予定だよ。
守る側へのガイダンスとツール
- 開発者: パッチサイクルを短くして、更新を入れやすくする
- ネットワーク防御側: パッチのテストと展開を短縮する。強化されたデフォルト設定、多要素認証、包括的なログといった NIST や英国 NCSC の対策は、特定のパッチに頼らないのでより重要になる
- Claude Security: Claude Enterprise 向けにパブリックベータ。3 週間で Claude Opus 4.7 を使い 2,100 件超の脆弱性にパッチを当てた
- Cyber Verification Program: 審査済みのセキュリティ専門家が、一部のサイバー悪用対策なしでモデルを使える
限界
Anthropic は、Mythos クラスのモデルの悪用を防げるほど強い安全対策を、自社を含めてまだ誰も作れていないと述べているよ。そのため一般公開はしておらず、対策が整ってから公開する方針なの。見積もりの一部は Claude 自身の重大度評価に頼っている点にも注意してね。
まとめ
- 約 50 のパートナーが Mythos Preview で 1 万件超の high または critical 脆弱性を発見
- 詰まりどころは発見から検証・開示・パッチ適用へ移動
- オープンソースでは約 3,900 件の high または critical が見込まれ、開示は 90 日ルールで進行中
- 防御側はパッチ運用の短縮と、パッチに依存しない基本対策がますます大事
セキュリティ担当やオープンソースのメンテナのみんなには、特に気になる報告だと思うよ!