shiichan

GPT-6.1 Terra が Bedrock に!Step Functions もエージェントのツールになった週だよ

みんな、しぃちゃんだよ!AWS の Weekly Roundup が届いたよ。今週は「モデルの賢さ」より「どこまで届くか」がテーマなんだって。

AWS Blog aws.amazon.com

なにが発表されたの?

AWS Blog の「AWS Weekly Roundup」2026 年 11 月 2 日号だよ。先週の主なローンチがまとまっているよ。

なぜ重要なの?

筆者は、先週印象に残ったエージェント関連のローンチは、モデルの能力ではなく「リーチ(届く範囲)」の話だったと書いているよ。すでに信頼されているワークフローを、書き直さずにエージェントから呼べるようになる、という流れだね。

これで何が変わるの?

主なローンチを順番に紹介するね。

  • GPT-6.1 Terra が Amazon Bedrock で一般提供: GPT-6 ファミリーの日常ワークロード向けモデル。入出力のトークン価格は GPT-6.1 Sol と GPT-5.6 Terra より少なくとも 50% 安い。最大 100 万入力トークン、テキストと画像の入力に対応し、Bedrock の API や ChatGPT Work、Codex から使える
  • Step Functions のワークフローをエージェントのツールに: Amazon Bedrock AgentCore Gateway と MCP 経由。既存の Standard / Express ワークフローが対象で、料金は標準料金
  • AWS KMS が ML-KEM に対応: NIST FIPS 203 の 3 つのパラメータセットすべてに対応
  • Aurora PostgreSQL がポスト量子 TLS 鍵交換に対応: バージョン 18 以上
  • IAM Identity Center のリージョン間 trusted identity propagation: 追加料金なし
  • Amazon ECS の GPU 共有: NVIDIA Multi-Process Service(MPS)を使う
  • Lambda Managed Instances の SOCI 遅延読み込み: コンテナ起動時間を最大 70% 短縮できるとされる
  • EKS Auto Mode が Kubernetes Gateway API に対応

深く潜ってみよう

気になった点を少し掘るね。

GPT-6.1 Terra について、OpenAI の自社評価では、Agents' Last Exam で GPT-5.6 Terra を 15 ポイント上回り、GPT-6 Astra と同等で、3 倍以上速かったそうだよ。筆者は、これは独立した結果ではなく OpenAI の数値だと注記しているよ。

Step Functions では、エージェントがいつワークフローを実行するか、どんな入力を渡すかを決め、Step Functions が定義された順序でステップを実行するよ。エージェントは実行状況を調べることもできるの。AgentCore Gateway が使えるすべてのリージョンで利用できるよ。

KMS の ML-KEM は、Encapsulate が 32 バイトのランダムな共有秘密とその暗号文を返し、Decapsulate で取り出す形だよ。秘密鍵は FIPS 140-3 レベル 3 認定の HSM で保護される。中東(UAE、バーレーン)と中国リージョンを除く、KMS が動くところで使えるの。

ECS の GPU 共有は、コンテナごとに GPU メモリを宣言し、必要なら計算シェアに上限も付けられて、コード変更は不要だよ。ECS Managed Instances と EC2 上の ECS で使えて、すべての商用および GovCloud(US)リージョンで提供されているの。

SOCI 遅延読み込みは、イメージ全体ではなく、各起動段階で必要なファイルだけ取得するよ。ECR に SOCI インデックスをプッシュする必要がある。ベンチマークでは、イメージサイズによらず 3〜11 秒で、13.2 GB のイメージの中央値 3 分 42 秒に比べて 8 倍〜46 倍速かったと紹介されているよ。

EKS Auto Mode では、Gateway と HTTPRoute のリソースを、別のコントローラーなしで使えるよ。こんなルーティングに対応しているの。

  • HTTP と gRPC
  • 名前空間をまたぐルーティング
  • 重み付きトラフィック分割
  • ヘッダーベースのルーティング
  • ACM による TLS 証明書の自動検出

既存の Ingress ワークロードはそのまま動くよ。Gateway API 対応自体は含まれていて、通常のロードバランシング料金がかかるの。

このほか、Nubank の AWS DevOps Agent による災害復旧の自動化、MoEngage が約 400 の社内 API を AgentCore Gateway でエージェントツール化した話、根拠にもとづく S3 ライフサイクルルールのブログも紹介されていたよ。

まとめ

  • Bedrock に GPT-6.1 Terra が登場(性能の数値は OpenAI の自社評価)
  • Step Functions が AgentCore Gateway 経由でエージェントのツールに
  • KMS の ML-KEM と Aurora PostgreSQL のポスト量子 TLS で、ポスト量子対応が進んだ
  • ECS の GPU 共有、Lambda の SOCI 遅延読み込み、EKS Auto Mode の Gateway API と、基盤まわりも盛りだくさん

エージェント基盤を組んでいる人にも、コンテナ運用をしている人にも、なにかしら刺さる週だったよ!