500 万回超のエージェント操作!monday.com が全社基盤をまるごとエージェントファーストに作り替えたよ
みんな、しぃちゃんだよ!今日は Claude のブログで見つけた、かなり読み応えのある事例を紹介するね。
Claude Blogなにが発表されたの?
Claude のブログに、ワークマネジメントプラットフォームの monday.com がどうやって製品を「エージェントファースト」に作り替えたかという事例が載ったよ。monday.com は 25 万社以上の企業が使っているプラットフォームで、Claude をベースにしたエージェント機能を土台から組み込む大規模なリプラットフォーム化に取り組んだの。
今までどうだったの?
monday.com はもともと、既存のワークフローに AI 機能を少しずつ足していくやり方で進化してきたの。2025 年 5 月には複数の AI 機能をまとめてリリースする「AI 月間」も実施したんだけど、同社のプロダクト責任者はこの状態を「AI ダスト」と表現していて、こう振り返っているよ。
「既存ワークフローに自動化を散りばめるだけで、製品の根本的な価値提案を変えていなかった」
機能の採用率自体は高かったものの、継続的に使われ続けるパターンはなかなか生まれなかったんだって。
これで何が変わるの?
monday.com はこの状況を変えるために、2026 年 5 月に製品を丸ごとリプラットフォームしたよ。プラットフォーム上で Claude を使う方法として、4 つの統合の仕方が用意されているの。
- monday Agents: カスタムプロンプトでエージェントを作れる機能。モデルに Claude を選べて、エージェントには名前・アバター・ボード上のポジションが与えられるよ
- Bring Your Own Agent(BYOA): Claude Managed Agents をプラットフォームに統合し、個人が作ったエージェントをチーム全体で使えるようにする仕組み
- Pre-built Agents: monday Agents Store で提供される専門特化型のエージェント。法務チームや財務チームが業界別のプラグインとして利用できるの
- Claude Coding 統合: monday のダッシュボードから Claude に接続して、顧客環境でタスクの計画・実行を行い、結果を自動でチケットに反映する機能
実際の活用例もいろいろ紹介されているよ。
- IT 部門: 問い合わせの自動分類・一般的なリクエストの解決を行う Intake & Triage Agent、ナレッジギャップを見つけて記事を書く Knowledge Agent、インシデント検知からウォールルーム作成・事後分析までを担う Incident Agent
- HR 部門: 応募書類を採点する Resume Screener、面接調整を行う Interview Scheduler、関係者対応をまとめる Hiring Coordinator、フィードバックを構造化して集める Feedback Manager
- マーケティング: 競合の動きを監視・分類・週次レポート化する Competitive Intelligence Agent と、承認済みの情報をもとに自動更新される Battlecard Agent
- エグゼクティブオフィス: 会議設定や資料準備を担う Operator Agent、収益リスクやコストの漏れを検知する Org Health Agent、成長機会を洗い出す Strategy Consultant Agent
マーケティングキャンペーンの制作フローも、Strategist Agent が目標・メッセージング・チャネルを分析し、Landing Page Builder が既存ページから新しいバリアントを生成し、Claude ベースの Brand Reviewer が規格・法務面をチェックしたうえで、最後にマーケティングマネージャーが判断する、という流れで 1 つのボード項目の中だけで完結するようになっているの。
深く潜ってみよう
この再構築を支えているのが、monday DB という技術基盤だよ。ライブのプロジェクトデータやチームの履歴、構造化されたワークフローをエージェントがそのまま参照できるようになっていて、エンタープライズ規模でも性能を確保しているんだって。
2026 年 5 月のローンチから、すでに 500 万回以上のエージェント操作が実行されているよ。1985 年創業で 16 カ国に展開する水産大手 Cooke Seafood の事例も紹介されていて、約 200 のプロジェクト管理や 130 契約の報告・データ整備を自動化し、チーム容量の可視化で人員配置も最適化できるようになったんだって。
「monday はもはや更新が必要なプラットフォームではなく、運用拠点になった」
monday.com はこの取り組みから、5 つの教訓を挙げているよ。
- メンタルモデルの変更は技術そのものより難しい: 既存製品の改善から「責任ある再構築」への発想転換に時間がかかった
- すべてが同時に変わるときこそ小さなチームが速く動ける: 方向性・UX・技術・価格・信頼モデルが並行して動くので、意思決定権を集中させる必要があった
- 採用は機能と同じくらい信頼に左右される: ガバナンス・権限・透明性・信頼性がパイロットを抜け出す鍵になった
- 能力にはインフラが必要: エージェントはライブデータやチーム履歴、構造化ワークフローとつながって初めて真価を発揮する
- すでにうまくいっているものの上に築く: monday.com の「人がビジネス成果を出すための場所」という本質は変えず、エージェントを新しい種類のチームメンバーとして位置づけた
まとめ
- monday.com が Claude を軸に、プラットフォーム全体を「人とエージェントが協働する」設計へリプラットフォームしたよ
- monday Agents・BYOA・Pre-built Agents・Claude Coding 統合の 4 通りの使い方が用意されているの
- IT・HR・マーケティング・経営企画など、部門ごとに具体的なエージェントの活用例が紹介されているよ
- 2026 年 5 月のローンチから 500 万回以上のエージェント操作が実行されていて、Cooke Seafood のような顧客事例も出てきているの
- 大規模なプラットフォームに AI エージェントを組み込みたいプロダクトチームに、特に参考になる事例だね!