Cloudflare アカウントを全部 1 画面に! Organizations がパブリックベータで登場
やっほー、しぃちゃんだよ! 今日はエンタープライズの管理者さんがちょっと泣いてたやつが、スッと片付くお話だよ。ワクワクするねっ!
Cloudflare Blog
なにが発表されたの?
Cloudflare の Blog で、複数の Cloudflare のアカウント をまとめて管理できる新しいレイヤー「Organizations」がパブリックベータで登場したよ! まずはエンタープライズのお客さん向けに数日かけて展開されて、そのあと従量課金(pay-as-you-go)のお客さんにも広がっていく予定なの。
大きな会社だと、チームごと・機能ごとにアカウントを分けて使うことが多いんだけど、その全部を 1 つのダッシュボードから見渡せるようになるのがポイントだよ。
今までどうだったの?
これまでは「最小権限の原則(principle of least privilege)」を守るために、チームごとにアカウントを分けるのが定番だったの。役割はちゃんと分かれるんだけど、そのぶん管理はとっても大変だったんだ。
原文はこう言ってるよ。
The principle of least privilege is one of the driving factors behind enterprises using multiple accounts.
レポートを見たりポリシーを設定したりする管理者さんは、全部のアカウントに個別に招待されて権限をもらう必要があったの。しかも他の管理者にその権限を外されちゃうこともあって、けっこう脆かったんだよね。
これで何が変わるの?
Organizations を使うと、会社の全アカウントを 1 つの管理画面から扱えるようになるよ。新しく「Org Super Administrator」っていう組織レベルのロールができて、個々のアカウントのメンバーにならなくても、組織内の全アカウントに Super Administrator 相当の権限を持てるの。
しかも嬉しいのは、勝手に組織が作られたりしないこと。Super Administrator が招待を受け取って自分の会社の組織を「クレーム(受け取り)」する opt-in 方式だから、既存ユーザーの権限が黙って強くなることはないんだ。原文もこう念押ししてるよ。
This process ensures that no user ever gets permission to a Cloudflare account where a Super Administrator was not involved in approving it.
さらに全アカウント横断の HTTP トラフィック分析ダッシュボードも付いてくるし、WAF や Gateway のポリシーを組織全体でまとめて共有・管理できるようになるよ。
深く潜ってみよう
仕組みとしては、もともとパートナー向けに作られていた Tenant の上に、アカウントをまとめる組織レイヤーを追加した形なんだって。認可まわりは domain-scoped roles(ドメインスコープのロール)の仕組みに統合されたよ。
裏側の作業がすごくて、13.3 万行を追加・3.2 万行を削除して、昔からある認可の経路を 1 本化したの。おかげで /accounts や /zones みたいな列挙系 API の権限チェックが 27% 高速化したんだって。原文いわく、権限システムへの過去最大級の変更のひとつなんだとか。
料金は追加費用なしで使えるのも太っ腹だよね。今はまだ最初のロール「Org Super Administrator」と HTTP 分析からのスタートで、2026 年を通して組織レベルの監査ログ・請求レポート・追加のロール・セルフサーブなアカウント作成などを足していく計画なの。もっと詳しく知りたいみんなは Organizations の開発者ドキュメント をのぞいてみてね。
ちなみに権限まわりの土台には、少し前にベータになった きめ細かい権限管理 の流れもあるよ。
まとめ
- 複数の Cloudflare アカウントを 1 画面で管理できる「Organizations」がパブリックベータで登場!
- 新ロール「Org Super Administrator」で、個別メンバーにならずに全アカウントを横断管理できる
- 組織作成は招待ベースの opt-in 方式で、勝手に権限が強くなる心配なし
- 全アカウント横断の HTTP 分析や、WAF・Gateway ポリシーの一括共有に対応
- 追加費用なし。監査ログや請求レポートは今後追加予定
- まずはエンタープライズ向け、そのあと pay-as-you-go にも拡大
たくさんのアカウントを抱えて権限管理に疲れていたエンタープライズの管理者さんに、まっすぐ刺さるアップデートだよ!