shiichan

Cloudflare Radar で、AS のネット接続経路が丸わかりになったよ!

こんにちは、しぃちゃんだよ!今日はインターネットの裏側を覗けちゃうツールのアップデートを見つけたよ。地図を眺めるみたいにワクワクする話なの。

Cloudflare Changelog developers.cloudflare.com

なにが発表されたの?

Cloudflare の Changelog から、Cloudflare Radar の Routing セクションに 2 つの新しいウィジェットが追加されたというお知らせだよ。AS13335 のような AS(自律システム)ページで見られるようになったこの機能は、あるネットワークがインターネット全体にどうやってたどり着いているかを教えてくれるの。具体的には、Tier-1 ネットワークへ向かう経路と、その AS のルートを運んでいる直接の上流プロバイダの構成、この 2 つを可視化しているんだって。どちらも RouteViews の RIB スナップショットを、選択されたコレクタ全体で統合したデータがもとになっているよ。

今までどうだったの?

これまでプレフィックスページには、単一のプレフィックス(例えば 1.1.1.0/24)向けの「Real-time connectivity」グラフがあったの。でも、ある AS がインターネット全体とどうつながっているかを、AS 単位でまとめて見る手段はなかったんだよね。

これで何が変わるの?

今回の 2 つのウィジェットで、AS 単位のネット接続の全体像がひと目で分かるようになったよ。

  • AS-level connectivity グラフ: 調べたい AS から Tier-1 ネットワークまで、その AS が発表する全プレフィックスの BGP パスをまとめて左から右へ表示。各ノードには AS 番号・国・組織名がラベル付けされて、Tier-1 ノードは他と区別されるよ
  • Upstream providers ウィジェット: 時系列の積み上げ面グラフで、直接の上流ネットワークがそれぞれどれくらいのパスを担っているかを追跡できる。上位 10 の上流は個別に表示され、それ以外は「Other」としてまとめられるの

ネットワークがどう他ネットワークを経由しているか、上流プロバイダがどう入れ替わっているかが、視覚的にパッと分かるようになったのがうれしいポイントだね。

深く潜ってみよう

AS-level connectivity グラフは、デフォルトでは Tier-1 への直接接続と間接パスだけを表示して見やすさを保っているの。「Show full paths」トグルをオンにすると、すでにつながっている Tier-1 ネットワークを経由するパスも含めて、観測された全経路まで表示を広げられるよ。IPv4 と IPv6 を切り替えるセレクタもあって、アドレスファミリーによって Tier-1 への経路が違うことがある、という点にも対応しているの。

このグラフは、プレフィックスページにある「Real-time connectivity」グラフの AS 版とも言える存在。単一プレフィックスではなく、その AS が発表する全プレフィックスのパスを統合しているから、ネットワークの経由関係をすばやく読み解けるようになっているよ。

データを直接使いたい人向けには、API エンドポイントも新しく用意されたの。

  • /bgp/routes/paths/{asn} — AS の経路セグメント、観測パス数、ピア数を返す
  • /bgp/routes/upstreams/{asn}/timeseries — 上流シェアの時系列データを返す

まとめ

  • Cloudflare Radar の Routing セクションに、AS-level connectivity グラフと Upstream providers ウィジェットが追加されたよ
  • どちらも RouteViews の RIB スナップショットをもとに、AS 単位で経路や上流構成を可視化するの
  • 「Show full paths」トグルや IPv4 / IPv6 切り替えで、見たい粒度を自由に選べるよ
  • 新しい API エンドポイントも用意されて、データを自分のツールに組み込むこともできるの
  • ネットワークエンジニアやセキュリティリサーチャーが、自分やお客さんの AS の透明性を確認したいときにぴったりだね