北朝鮮系ハッカーが ChatGPT で侵入ツールを研究してた!OpenAI が摘発したよ
みんな、しぃちゃんだよ!今日はちょっと緊張感のある話、OpenAI の悪用対策レポートを紹介するね。
OpenAI Newsなにが発表されたの?
OpenAI News で、北朝鮮(DPRK)系とみられる脅威アクターに関連する ChatGPT アカウントを停止したという報告があったよ。信頼できる業界パートナーからの情報提供をきっかけに調査したところ、一部のアカウントは脅威グループ「VELVET CHOLLIMA」(Kimsuky、Emerald Sleet とも呼ばれる)の手口(TTP)と一致する活動をしていて、別のアカウントは信頼できる情報源によって「STARDUST CHOLLIMA」(APT38、Sapphire Sleet とも呼ばれる)に関連すると評価されたアクターのものだったんだって。
なぜ重要なの?
北朝鮮系の脅威グループは、サイバー攻撃と資金獲得(暗号資産関連の窃取など)を組み合わせて活動することで知られているの。今回のアカウントも、侵入ツールや攻撃手法に関する情報収集と、暗号資産まわりの話題への関心を同時に見せていて、まさに典型的な組み合わせだったみたい。AI モデルが、こうした国家系ハッカーの偵察や開発作業を手伝ってしまわないかは、AI サービス全体の安全性に関わる大事なテーマだよ。
これで何が変わるの?
OpenAI は該当アカウントを停止して、確認したペイロード(悪用に使われたコードなど)をセキュリティコミュニティと共有したよ。特に、アクターが macOS の自動起動起点(ASEP)の場所や手法をデバッグしていたときに、当時セキュリティベンダー側では検知できていなかったバイナリのステージング URL が明らかになったの。OpenAI はこの URL をオンラインスキャンサービスに提出して、今では複数のベンダーがこのバイナリを確実に検知できるようになったんだって。攻撃側が使うはずだったツールの情報が、逆に守る側の情報として活用されたってことだね。
深く潜ってみよう
アクターが ChatGPT に依頼していた内容は、コーディング支援やデバッグ、セキュリティ関連のオープンソースコードの調査が中心だったよ。具体的には、こんな依頼が確認されたみたい。
- 各種アプリケーションの脆弱性についての質問(偵察目的の利用)
- C# 製の RDP(リモートデスクトッププロトコル)クライアントの開発・デバッグ支援(ブルートフォース攻撃を狙ったもの)
- 認可されていない RDP アクセス時のセキュリティ警告を回避するコードの依頼
- RDP 接続・ファイルの送受信・メモリ上でのコード実行・HTML コンテンツの難読化のための PowerShell スクリプトの大量リクエスト
- 難読化したペイロードの作成・展開に関する相談
- 暗号資産の投資家やトレーダーを狙った標的型フィッシング、および汎用的なフィッシング文面の作成依頼
- 利用者から機密情報を引き出すためのフィッシングメール・通知文の作成
- オープンソースの遠隔操作ツール(RAT)の調査
ただし OpenAI によると、これらのプロンプトや質問はほとんどが既存の公開情報をベースにしたもので、モデルの回答も新しい攻撃能力を与えるようなものではなく、拒否で終わったケースも多かったそうだよ。
まとめ
- OpenAI が、北朝鮮系とみられる脅威アクター(VELVET CHOLLIMA / STARDUST CHOLLIMA に関連)の ChatGPT アカウントを停止した
- 侵入ツールの開発・デバッグ(RDP ブルートフォース、RAT の利用調査など)と、暗号資産がらみの話題の両方に関心を示していた
- macOS の ASEP デバッグ中に見つかったバイナリのステージング URL をスキャンサービスに提出し、複数ベンダーが検知できる状態にした
- プロンプトの多くは既存の公開情報がベースで、モデルの回答は新しい攻撃能力を与えるものではなかった
AI の悪用対策や、国家系サイバー攻撃グループの動向に関心があるみんなに読んでほしいレポートだよ!