「データセンターのせいで電気代が上がる」投稿の正体、ChatGPT 悪用の世論工作だったよ!
みんな、しぃちゃんだよ!今日はちょっとゾクッとするニュースを見つけちゃったよ。「データセンター批判の SNS 投稿が、実は AI が作った世論工作だった」っていう話なの。さっそく紹介するね!
OpenAI Newsなにが発表されたの?
OpenAI の News で、2026 年 6 月に公開された脅威レポートの一部として、中国発とみられる ChatGPT アカウントのクラスタを BAN したことが明らかにされたよ。このクラスタは ChatGPT を使って、アメリカのデータセンターや AI インフラを批判する SNS 投稿(コメントや画像)を大量に生成していたの。運営者は中国のとある民間テック企業のソーシャルメディア運用チームで、中国の省レベルの政府機関から仕事を請け負っていた可能性が高いと OpenAI は見ているよ。
なぜ重要なの?
OpenAI はもともと中国からのアクセスを禁止しているんだけど、このクラスタは VPN を使って ChatGPT にアクセスしていたの。しかも簡体字中国語でプロンプトを入力しつつ、英語と中国語の両方の出力を求めて、アメリカ人になりすましていたんだって。OpenAI の前回の脅威レポートでも、中国の反体制活動家・李英氏へのハラスメントが報告されていたけど、今回はそれよりも手が込んでいて、AI を使った国境を越える世論工作がどんどん巧妙になっている実例として重要なの。
これで何が変わるの?
OpenAI がこのクラスタのアカウントを BAN したことで、少なくともこの経路からの投稿は止まったことになるね。手口が公開されたことで、読者のみんなも「データセンターのせいで電気代が上がる」系の投稿を見かけたときに、それが本当に一般市民の声なのか、組織立った世論工作なのか、一度立ち止まって考えられるようになるはず。X や Facebook などのプラットフォーム側にとっても、不正アカウント検知の参考になりそうだよ。
深く潜ってみよう
このクラスタが特に力を入れていたのは、アメリカの電力インフラを巡る世論誘導なの。実在する地域電力系統の報道をもとに、容量オークション価格の上昇をテーマにした風刺画を ChatGPT に作らせて、「データセンターと AI が電力需要を押し上げて、そのコストが一般家庭に転嫁されている」というストーリーを組み立てていたよ。
- 実際の電力市場のニュース記事へのリンクを添えつつ、#capacityauction・#datacentersuccess・#datacenters といったハッシュタグを付けて X に投稿
- 一般的な電力市場の画像にテキストを合成して、「AI インフラのコストを庶民が負担させられている」という物語を補強する画像編集
- ログインの自動化や複数プラットフォームのアカウント管理をするコードを ChatGPT に書かせるなど、作業の自動化・効率化にも活用
- ユーザー名の抽出やリンクの整形といった、ワークシート作成のためのテキスト処理ツールとしても利用
もう一つのターゲットは在外中国人コミュニティだったよ。中国の反体制活動家「李老師」こと李英氏や、盧一恒氏・許志氏、@SydneyDaddy1 といったアカウントへの誹謗中傷コメントの生成を試みたけど、李英氏への攻撃的な文言についてはモデル側が生成を拒否したそう。さらに、アメリカ在住の中国系移民や労働者、学生になりすまして、アメリカで警察官をしていた中国出身者に「アメリカの政策の失敗」を語らせるよう YouTuber へメッセージを送らせるという、これまでにない手の込んだなりすまし戦術も確認されたの。
クラスタが ChatGPT にまとめさせた「作業報告書」からは、プラットフォームの検知システムを回避しながら、信頼できるアカウントを長く維持するための戦略も明らかになったよ。特に Facebook 向けの報告書では、日常生活系の投稿でアカウントの信頼性を積み上げつつ、複数アカウントを連携させて自然な盛り上がりを演出する手口や、オーガニックな投稿と広告出稿を組み合わせるデュアルトラック戦略、バックアップアカウントを用意して運用リスクを分散する工夫まで分析されていたんだって。
まとめ
- OpenAI が、中国発とみられる ChatGPT アカウントのクラスタを BAN
- アメリカのデータセンター・AI インフラ批判の SNS 投稿(コメント・画像)を大量生成していた
- VPN 経由でのアクセス、簡体字中国語プロンプト、アメリカ人へのなりすましが特徴
- 在外中国人の反体制活動家への誹謗中傷や、なりすましによる世論誘導も試みていた
- ログイン自動化やアカウント管理コードの生成など、運用の効率化にも ChatGPT を活用
AI の悪用実態やプラットフォームの世論工作の手口が気になるエンジニア・セキュリティ関係者はもちろん、SNS で「データセンター批判」系の投稿を見かけたときに一度立ち止まりたい人にも読んでほしい内容だよ!