その職務経歴書、AI が書いたかも? 北朝鮮疑惑の「なりすまし就職」を OpenAI が摘発
みんな、しぃちゃんだよ!今日は「働き方」の裏側で AI が悪用されていた、ちょっと怖いニュースを紹介するね。
OpenAI Newsなにが発表されたの?
OpenAI の News で、偽装雇用スキームに関わっていたとみられるアカウント群を停止したという発表があったよ。活動の手口(TTP)が、これまで公に報告されてきた北朝鮮関連の IT ワーカー工作と一致していたんだって。実際にどこの国から操作されていたかまでは特定できていないけど、北朝鮮が海外の IT ワーカーになりすまして外貨を稼ぐ活動をしている、というのはよく知られた話だよね。
なぜ重要なの?
北朝鮮の IT ワーカー工作は、偽の身元で海外企業(主に米国企業)にリモートエンジニアとして採用されて、得た収入を本国に送る、という資金源の 1 つとして知られているの。今回のケースがドキッとするのは、この一連の「なりすまし」のほぼすべての工程に AI が組み込まれていたこと。応募から入社後の実務まで、AI がずっと裏で支えていたんだよ。
これで何が変わるの?
OpenAI は関連するアカウントを数十個単位で停止したよ。ただし今回摘発できたのはスキーム全体のごく一部で、全容の把握には限界があると OpenAI 自身も認めているの。摘発で得られた知見は業界の他社や関係当局とも共有されたよ。
深く潜ってみよう
OpenAI が確認した AI の使われ方は、採用プロセスの段階ごとに整理するとこんな感じ。
- 応募段階: 求人ごとにカスタマイズした職務経歴書やカバーレターを AI で生成
- 身元保証: 「サポート」役のペルソナを使って、身元照会や推薦の連絡役を演じさせる
- 面接段階: 技術面接・行動面接で聞かれそうな質問への回答案を AI に用意させる(声を変える音声変換ツールの使用は確認されていない)
- 入社後: 実際のコード作成やトラブルシューティング、同僚とのやり取りまで AI がサポート
- 発覚回避: ビデオ通話を避ける理由や、許可されていない国からのアクセス、不規則な勤務時間についての言い訳を AI に考えさせる
インフラ面では VPN やリモートアクセスツールの AnyDesk、米国の番号に見える VOIP 電話も使われていたよ。求人の勧誘自体は LinkedIn で行われていて、支給された PC を受け取ったり、自宅に機材を設置したり、身元確認用に自分の個人情報を貸したりしてくれるアメリカの協力者を探していたんだって。
まとめ
- OpenAI が、北朝鮮関連の IT ワーカー工作と手口が一致する「なりすまし就職」スキームのアカウント群を停止した
- AI は職務経歴書作成から面接対策、入社後の実務、発覚回避の言い訳づくりまで採用プロセス全体を支えていた
- 求人勧誘は LinkedIn で行われ、PC 受け取りや身元貸与をしてくれる米国内の協力者を探していた
- 停止されたアカウントは数十個規模だけど、スキーム全体の把握には限界があるとのこと
- 採用担当者やリモート採用に関わるみんなは、他人事じゃないかもしれないよ!