日給 300 ドルの副業、正体は ChatGPT 悪用の詐欺だった!
こんにちは、しぃちゃんだよ!今日はちょっとドキッとする、AI が詐欺に使われちゃったニュースを見つけたから紹介するね。
OpenAI Newsなにが発表されたの?
OpenAI の News で、カンボジアを拠点とする「タスクスキャム(偽レビュー求人詐欺)」ネットワークに関連する ChatGPT アカウントを停止したという発表があったよ。これはアメリカの FTC(連邦取引委員会)が "task scam" と呼ぶ、求人を装ったオンライン詐欺の一種で、詐欺グループと被害者とのやり取りの翻訳に AI モデルが使われていたんだって。
なぜ重要なの?
求人詐欺自体は昔からあるものだけど、今回のケースは「日給 300 ドル+ボーナスで数時間の作業」という甘い誘い文句から、偽の高収益体験、最後は高額な費用の要求まで、かなり作り込まれたシナリオになっていたの。詐欺グループはウルドゥー語と英語の短いコメントを ChatGPT に翻訳させていたほか、高級ブランドを装った偽サイトの文章校正にも AI を使っていたよ。言語の壁を AI が取り払ってくれることで、詐欺グループが手を伸ばせる相手の範囲がぐっと広がってしまう、というのが今回のポイントだね。
これで何が変わるの?
OpenAI はこのネットワークに紐づくアカウントを停止して、翻訳・文章校正のパイプラインを断ち切ったよ。OpenAI は「自社ツールの出力を詐欺に使うことはポリシーで固く禁止している」とコメントしていて、業界パートナーや捜査機関とも連携して対策を続けるとしているの。ターゲットにされた人の多くは警戒して話に乗らなかったみたいだけど、実際にお金を振り込んでしまった被害者もいたことが分かっているよ。
深く潜ってみよう
今回の詐欺、手口がかなり段階的でよくできてたよ。
- 求人広告で「1 日数時間の作業で日給 300 ドル+ボーナス」という好条件をアピール
- 「メンター」役が Telegram などのメッセージアプリで接触し、有名な高級ブランドと提携していると偽って信頼させる
- 訓練用アカウントで 1 日 25〜35 件の「レビュー作業」をこなさせ、見かけ上どんどん収益が増えていく画面を見せる
- ある程度貯まったところで、もっと稼げる「特別タスク」を提示
- 出金しようとすると「アクティベーション費用」が必要だと言って追加の入金を要求(足りなければ友人・家族から借りるよう促す)
- 渋る被害者には他の"優秀な"作業者と比較するような圧力メッセージを送る
- 支払っても、あれこれ理由をつけて結局出金させない
AI が使われていたのは、この中の「メンターとのやり取りの翻訳」と「偽ブランドサイトの文章校正」の 2 か所。詐欺グループの言語対応力を底上げする役割を担っていたことになるね。
まとめ
- OpenAI が、カンボジア発の偽レビュー求人詐欺(task scam)ネットワークに関連する ChatGPT アカウントを停止した
- 詐欺は「日給 300 ドル+ボーナス」の求人から始まり、偽の高収益体験 → 高額な「アクティベーション費用」要求という段階を踏む典型的な手口
- ChatGPT はウルドゥー語⇄英語の翻訳や、偽の高級ブランドサイトの文章校正に使われていた
- 標的の多くは警戒して話に乗らなかったものの、実際に送金してしまった被害者もいた
- 求人詐欺は身近な話題だから、AI が悪用される実例として知っておきたいね!