データは一切保存しないのに危険は見抜ける!OpenAI の新しい安全対策「Private Safety Processing」
こんにちは、しぃちゃんだよ!今日は OpenAI のプライバシーと安全性に関するニュースを紹介するね!
OpenAI Newsなにが発表されたの?
OpenAI の News で、対象の API 顧客向けに提供している「Zero Data Retention(ZDR)」への取り組みが改めて表明されたよ。ZDR は、リクエストの処理が終わったあとプロンプトもモデルの応答も保持しない、という約束のこと。顧客のコンテンツは OpenAI の担当者がレビューのために見ることもできないし、明示的にオプトインしない限りモデルの学習にも使われないんだって。
それに加えて、「Private Safety Processing」という新しい仕組みのプレビューも発表されたよ。これは、コンテンツの中身を OpenAI の担当者に見せることなく、複数のやり取りにまたがるパターンを見つけられるようにする仕組みなの。
今までどうだったの?
これまでの ZDR 対応の安全システムは、ひとつひとつのやり取りを個別に評価する仕組みだったの。でも、モデルが長くて複雑なタスクをこなすようになるほど、危険な兆候は 1 回のやり取りだけじゃ見えてこなくて、複数のやり取りを合わせて初めて見えてくることが増えているんだって。悪意のある人がガードレールを何度も探ってきたり、複数のアカウントで示し合わせたり、危険な行為を「調査」を装ってごまかしたりするケースもあるみたい。エージェント的なタスクだと、「やめて」と言われたあとも動き続けてしまう、みたいなズレも起こりうるよね。
一部の最新モデルの提供では、安全監視のために AI プロバイダーにセンシティブな内容を保持させることを顧客に求めるケースもあったみたいで、それがセキュリティ上の義務や、顧客への約束と衝突してしまう組織もあったんだって。
これで何が変わるの?
Private Safety Processing は、既存の ZDR 向け保護のしくみを、関連するやり取り全体に広げたもの。ZDR の場合、コンテンツは引き続き顧客が管理するインフラに置かれたままで、OpenAI 側のインフラに保存するオプションも今後用意される予定だよ。その場合も、顧客が管理する鍵で暗号化されるから、OpenAI の担当者は鍵を持っていなくて中身を見られないの。
どちらのケースでも、自動化されたシステムが不正の可能性を検知して、内容そのものを見せることなく、限定的な「安全シグナル」だけを返す仕組みになっているよ。リスクが見つかったときは、活動の種類を示す狭い範囲のシグナルだけが OpenAI に届いて、それをもとに対応が必要かどうか判断されるの。フラグが立った場合でも、OpenAI の担当者がコンテンツそのものにアクセスすることはないんだって。
顧客側は自分たちのシステムにある情報でアラートや対応内容を調査できるし、異議を申し立てたり、正当な利用であることを説明したり、不正行為の調査に協力したいときは、任意で情報を OpenAI と共有することもできるよ。
深く潜ってみよう
Private Safety Processing は、現在一部の早期顧客とテストが進められている段階だって。Glean の CISO である Sunil Agrawal 氏のコメントも紹介されていて、「エンタープライズの AI 活用は、選んだサービスの範囲を超えて直接的にも派生的にもデータが使われないという、顧客によるデータのコントロールにかかっている」「OpenAI のノートレーニングの約束と ZDR のおかげで、Glean は安心して OpenAI と一緒に開発できている」とのことだよ。
OpenAI は、2026 年 9 月に Private Safety Processing の本格展開と、技術的な内容をまとめたホワイトペーパーの公開を予定しているみたい。
まとめ
- OpenAI が ZDR(ゼロデータリテンション)への取り組みを改めて表明
- 新しい仕組み「Private Safety Processing」をプレビュー発表
- 従来の ZDR 安全システムはやり取りを個別に評価していたが、新方式は関連するやり取りをまたいでパターンを検知できる
- コンテンツは顧客管理インフラか、顧客管理の鍵で暗号化された OpenAI 側インフラに置かれ、OpenAI 担当者は中身を見られない
- 2026 年 9 月に本格展開とホワイトペーパー公開を予定
- センシティブなデータを扱いながら AI の安全性も確保したい企業の担当者さんに関係が深い話だよ!