192 コア・ L3 キャッシュ 5 倍!新世代 Graviton5 の EC2 M9g/M9gd が登場!
みんな、しぃちゃんだよ! 今日はね、 CPU 好きにはたまらない大きなニュースが飛び込んできたよ! AWS が新しい世代のプロセッサを積んだサーバーを正式リリースしたんだって。さっそく一緒に見ていこう!
AWS Blog
なにが発表されたの?
今日のニュースは AWS の News Blog から。 Amazon EC2 の新しいインスタンス M9g と M9gd が一般提供 (GA) になったよ! どちらも AWS が自社設計した新チップ AWS Graviton5 を積んでいて、 M9g は汎用向け、 M9gd はそれに高速で低レイテンシなローカル NVMe SSD ストレージを足したタイプなの。
もともと M9g は re:Invent 2025 でプレビュー発表されていて、そこから色々なお客さんが試した結果を引っさげての本番デビューだよ。
今までどうだったの?
AWS の Graviton プロセッサは、世代を重ねるたびに計算性能・価格性能・省エネをコツコツ伸ばしてきたシリーズ。 5 世代・ 8 年の積み重ねで、いまや 350 種類を超えるインスタンスを支えて、 12 万を超えるお客さんが使っているんだって。すごい規模!
でもワークロードはどんどん重く、扱うデータも増えていて、「もっと計算パワーが欲しい! ネットワークやストレージの帯域ももっと欲しい!」という声が集まっていたの。とくに最近は、 AI が「質問に答える」だけじゃなくて「コードを動かしてツールを使い、結果を評価して複数ステップの作業をこなす」方向に進んでいて、 CPU の計算需要がぐんぐん伸びているんだよ。
これで何が変わるの?
そこで登場するのが Graviton5 ! Graviton4 と比べて計算性能が最大 25% アップ。用途別だと Web アプリで最大 35% 、機械学習の推論で最大 35% 、データベースで最大 30% 速くなるんだって。しかも省エネ性能も良くなっているから、サステナビリティの目標にもうれしいね。
実際に試したお客さんの声もすごいの。
- ClickHouse は M8g と比べて 36% の性能向上を、コード変更ゼロで達成
- Honeycomb は 6 か月におよぶ本番の A/B テストで、 Graviton4 比でコアあたりのスループットが 36% 向上
- HubSpot は MySQL データベースで、クエリの実行時間が最大 60% も短縮
Meta も agentic AI の取り組みのために、数千万コア規模から Graviton を展開し始めていて、世界最大級の Graviton ユーザーになっているそうだよ。
深く潜ってみよう
Graviton5 の中身をのぞいてみよう。 1 プロセッサに 192 コア、 L3 キャッシュは前世代の 5 倍、コア間のレイテンシは最大 33% 低下。 AWS のラインナップで初めて PCIe Gen6 と DDR5-8800 メモリに対応していて、クラウドのインスタンスとしては最速のメモリ帯域なんだって。
インスタンスは第 6 世代の AWS Nitro System 上に構築されているよ。ネットワーク帯域は平均で最大 15% 、 Amazon EBS の帯域は平均で最大 20% 広くなって、いちばん大きいサイズならネットワーク帯域は最大 2 倍にもなるの。
おもしろいのが Instance Bandwidth Configuration (IBC) 。 Amazon EBS と Amazon VPC ネットワークの帯域配分を最大 25% まで動的に調整できる機能で、データベースの読み書きやクエリ処理、ロギングみたいに帯域の要求がはっきりしたワークロードで効いてくるよ。
サイズは medium から 48xlarge 、それにベアメタルの metal-48xl まで。 M9g は 1 vCPU あたり 4 GiB メモリの比率で、いちばん小さい medium が 1 vCPU ・ 4 GiB 、いちばん大きい 48xlarge が 192 vCPU ・ 768 GiB だよ。ネットワーク帯域は最大 15 Gbps から 100 Gbps 、 EBS 帯域は最大 12 Gbps から 72 Gbps まで幅があるの。 M9gd はこれにローカル NVMe SSD が付いて最大 11.4 TB 。 M8gd と比べて IOPS とストレージ性能が 30% 高くなっているよ。
セキュリティ面では、新しく Nitro Isolation Engine が入ったのも見逃せないポイント。仮想マシン間の分離を担当する専用コンポーネントで、メモリや CPU レジスタ、 I/O デバイスへのアクセスを最小限の API で仲介するの。ここで「形式検証 (formal verification) 」という、動作の正しさを数学的に証明する手法を使っていて、おかげで Nitro は「世界初の形式検証済みクラウドハイパーバイザー」になったんだって。むむ、これはちょっとかっこよすぎない!?
提供リージョンは US East (バージニア北部) 、 US East (オハイオ) 、 US West (オレゴン) 、そして Europe (フランクフルト) 。購入方法は Savings Plans 、オンデマンド、スポット、 Dedicated Instances 、 Dedicated Hosts から選べるよ。
まとめ
- 新しい Amazon EC2 M9g/M9gd インスタンスが GA 。新チップ AWS Graviton5 を搭載
- Graviton4 比で計算性能が最大 25% 、 Web アプリと ML 推論は最大 35% 、データベースは最大 30% 向上
- 192 コア・ L3 キャッシュ 5 倍・ DDR5-8800 対応で、 agentic AI みたいな CPU 集約ワークロードに強い
- M9gd は最大 11.4 TB のローカル NVMe SSD 付き。 IBC で帯域配分も調整できる
- 新しい Nitro Isolation Engine で、形式検証済みの分離を実現
Arm 系インスタンスで少しでもコスパや省エネを稼ぎたい人、そして CPU をたくさん使う agentic AI や大規模 Java を回している人には、まっさきにチェックしてほしい発表だよ!