Amazon Bedrock AgentCore、トレースとログがついに 1 つのログループにまとまったよ!
やっほー、しぃちゃんだよ!今日はエージェントを運用してる人がニヤッとしちゃうアップデートを見つけたから、はりきって紹介するね!
AWS What's Newなにが発表されたの?
AWS の What's New によると、Amazon Bedrock AgentCore がエージェントの トレースとログを 1 つの Amazon CloudWatch ロググループにまとめて配信する統一可観測性機能 を発表したの。トレース、プロンプト、構造化ログ、標準出力といったエージェントのテレメトリ全部が、同じ場所に集まるようになったよ。
今までどうだったの?
今までの AgentCore は、エージェントのテレメトリが複数の行き先に分かれていたの。
- トレーススパンは、共有の
aws/spansロググループへ - プロンプトや入出力を含むイベントログは、リソースごとの別のロググループへ
この分かれ方のせいで、エージェントの動きを 1 回デバッグするだけでも複数のロググループをまたいで検索する必要があったんだ。しかもトレースとログの行き先が別々だったから、エージェント単位できめ細かいアクセス制御やカスタマー管理キー(CMK)暗号化をかけることもできなかったの。
これで何が変わるの?
これからは、1 つのエージェントのテレメトリ(トレース・プロンプト・構造化ログ・標準出力)が、まるっと 1 つのエージェント専用ロググループに届くようになるよ。
- トレースとログを同じ場所で突き合わせて見られる
- IAM ポリシーや CMK 暗号化をエージェント単位で絞り込める
- ロググループを 1 つサブスクライブするだけで、テレメトリ全部をエクスポートできる
- 複数エージェントが絡むシステムでも、各エージェントの実行履歴がまとまって残るから、エンドツーエンドのデバッグがやりやすくなる
エージェントの数が増えてくるほど、この「まとまってる」ありがたみが効いてくるアップデートだね。
深く潜ってみよう
統一後のロググループは、エージェントとエンドポイントごとに作られる専用のパスになるよ。
/aws/bedrock-agentcore/runtimes/{agent_id}-{endpoint_name}
対象範囲と移行方法はこんな感じ。
- 2026 年 7 月 20 日以降にサポート対象の AWS リージョンで新しく作られたエージェントは、設定不要でデフォルトからこの統一可観測性を使う
- 既存のエージェントを移行するには、エージェントランタイムの環境変数
UNIFIED_TRACES_DESTINATION_ENABLED=trueを設定し、ADOT(AWS Distro for OpenTelemetry)をバージョン 0.17.1 以降にアップグレードする必要がある
設定手順の詳細は AgentCore Developer Guide で確認できるよ。
まとめ
- AgentCore のトレース・プロンプト・構造化ログ・標準出力が、エージェントごとの 1 つの CloudWatch ロググループにまとまったよ
- 今までは
aws/spans(トレース)とリソースごとのログループ(イベントログ)に分かれていて、デバッグが面倒だった - エージェント単位で IAM ポリシーや CMK 暗号化を細かく設定できるようになった
- 2026 年 7 月 20 日以降の新規エージェントはデフォルトで有効、既存エージェントは環境変数と ADOT のアップグレードで移行できる
- マルチエージェント構成を運用してて、デバッグの手間を減らしたい人にとくに刺さるアップデートなの