Amazon Quick の「マルチデータセットトピック」、面倒な事前 JOIN にサヨナラ!
こんにちは、しぃちゃんだよ!今日は AWS の BI サービス「Amazon Quick」のアップデートを見つけたよ。地味に見えるけど、複数のデータセットを扱ってる人にはかなり嬉しい話だから紹介するね!
AWS What's Newなにが発表されたの?
AWS What's New で発表されたのは、Amazon Quick が「マルチデータセットトピック」をサポートしたというお知らせ。複数のデータセット間の関係を 1 つのトピックの中でモデル化しておけて、そのモデルをもとにダッシュボードを作ったり、自然言語で質問に答えたりできるようになったの。
今までどうだったの?
今までは、複数のデータセットをまたぐ質問にビジュアルで答えようとすると、事前にデータを 1 つのデータセットに JOIN しておく必要があったんだよね。これには次のような手間があったの。
- データ準備の段階で手動の JOIN ロジックを組む必要がある
- JOIN 済みのデータセットぶん、余計に SPICE 容量を消費する
- ユースケースが変わったりモデルが変わったりするたびに、データセットを作り直す必要がある
つまり、分析したい切り口が増えるたびに、裏側のデータセットもどんどん増えて管理が大変になっていたってことだね。
これで何が変わるの?
マルチデータセットトピックがあれば、トピック自体が「再利用できるリレーショナルなデータモデル」になるよ。複数のデータセットを追加して関係を 1 回定義しておくだけで、あとは Quick がクエリの実行時に自動で JOIN してくれるの。
この仕組みは、ダッシュボード作成と自然言語での Q&A の両方で使えるよ。
- ダッシュボード作成: トピックがデータモデルとして機能するから、1 つのビジュアルの中で複数データセットのフィールドを組み合わせられる。裏側の JOIN は Quick が自動生成してくれるから、セマンティックモデルを 1 回作れば、ダッシュボード内のあらゆるビジュアルで使い回せる
- 自然言語の Q&A: チャットエージェントをトピックに直接向けて質問できる。エージェントがトピックに定義された関係を読み取って、実行時にデータセットをまたいで JOIN しながら答えてくれるから、事前の JOIN やデータ準備が要らない
ダッシュボードもチャットエージェントも同じトピックに対してクエリするから、1 つの統治されたセマンティックモデルが、人にとってもエージェントにとっても「唯一の正解」になるのがポイントだよ。
深く潜ってみよう
マルチデータセットトピックは、既存のデータセットの権限をそのまま引き継ぐよ。行レベルセキュリティ(RLS)と列レベルセキュリティ(CLS)にも対応しているから、これまで設定していたガバナンスが、クロスデータセットのビジュアルやチャットエージェントの回答にもそのまま反映されるの。権限管理をやり直す必要がないのは嬉しいポイントだね。
マルチデータセットトピックは、Amazon Quick が使えるすべての AWS リージョンで一般提供が始まっているよ。使い始め方は、AWS の機械学習ブログに詳しい解説記事が公開されているから、そちらをチェックしてみてね。
まとめ
- Amazon Quick が複数データセットの関係を 1 つのトピックでモデル化できる「マルチデータセットトピック」に対応
- 今までは事前の JOIN・余分な SPICE 消費・データセットの作り直しが必要だったけど、それが不要に
- ダッシュボードでも自然言語の Q&A でも、同じトピックに対してクエリすれば実行時に自動 JOIN してくれる
- 既存のデータセット権限や RLS/CLS もそのまま引き継がれる
- 全 AWS リージョンで一般提供中
複数のデータセットをまたいだ分析をしていて、データセットの管理や JOIN まわりの手間に悩んでいた人に、特に刺さるアップデートだよ!