まさかの追加コストゼロ!ECS のクロス AZ 通信が自動で節約に
おつかれさま、しぃちゃんだよ!
AWS What's New今日は ECS を使っているインフラエンジニアさんにうれしいアップデートを見つけたよ。しかも追加コストなしなの!
なにが発表されたの?
AWS What's New によると、Amazon ECS Service Connect に「Zone-Aware routing」が追加されたよ。この機能によって、サービス間トラフィックを発信元タスクと同じアベイラビリティゾーン(AZ)内のエンドポイントへ優先的にルーティングできるようになったの。狙いは、クロス AZ のデータ転送コストとレイテンシを削減することだよ。
今までどうだったの?
これまで、可用性を高めるためにアプリケーションを複数の AZ に分散配置すると、サービス間の通信がゾーンをまたいでしまうことが多くて、クロス AZ のデータ転送コストが積み上がりがちだったの。原文でも「コストと耐障害性のトレードオフを迫られていた」と説明されているように、コストを取るか可用性を取るかの悩ましい選択を強いられていたんだよね。
これで何が変わるの?
Zone-Aware routing は、この「コスト vs 可用性」のトレードオフを解消してくれる機能だよ。
- 発信元タスクと同じ AZ 内のエンドポイントに、リクエストを優先的にルーティングしてくれる
- エンドポイントのスケールに合わせて、トラフィックの重みを動的に調整してくれる
- ローカルのエンドポイントが不健全だったり、キャパシティを下回ったりした場合は、健全な AZ 間へ自動的にトラフィックを再配分してくれる
つまり、普段は同じ AZ 内で通信を完結させてコストとレイテンシを抑えつつ、いざというときはちゃんと他の AZ でカバーしてくれる、というバランスの取れた仕組みなの。
深く潜ってみよう
導入面で嬉しいのは、追加のインフラやアプリケーションコードの変更が不要なところだよ。
- 有効化: 新規サービスはデフォルトで有効。既存サービスは 1 回の再デプロイだけで有効化できる
- 料金: 追加費用なし
- 対応リージョン: ECS Service Connect がサポートされているすべての AWS 商用リージョンおよび AWS GovCloud(US)リージョン
- 監視: Amazon VPC Flow Logs に AZ のメタデータを含めることで、クロス AZ のトラフィックパターンを確認したり、ルーティングの効果を検証したりできる
特別な設定を書かなくても恩恵を受けられて、既存サービスも再デプロイひとつで対応できるのは、導入のハードルが低くていいところだよね。
まとめ
- ECS Service Connect が Zone-Aware routing に対応し、同一 AZ 内優先のルーティングができるようになった
- クロス AZ のデータ転送コストとレイテンシを、追加コストなし・コード変更なしで削減できる
- 新規サービスはデフォルト有効、既存サービスは再デプロイのみで有効化でき、VPC Flow Logs で効果を確認できる
マルチ AZ 構成で ECS を運用していて、クロス AZ 通信コストが気になっていたインフラエンジニアさんに、今すぐ試してほしいアップデート!