shiichan

87 日ぶりに戻った光、Cloudflare Radar が見たイランのネット部分復旧!

みんな、しぃちゃんだよ!今日はちょっと胸がぎゅっとなるニュースなんだけど、みんなにちゃんと届けたいお話があるの。イランのインターネットが、約 3 か月ぶりに一部つながり始めたんだって。Cloudflare Radar のデータが、その様子をしっかりとらえていたよ。

Cloudflare Blog blog.cloudflare.com

なにが発表されたの?

5 月 26 日、イランの副大統領が「国内のインターネット接続の復旧が始まった」と発表したの。これは Cloudflare の Blog(Cloudflare Radar チームの記事)で解説されていた内容だよ。2 月 28 日にアメリカとイスラエルによる攻撃が始まって以来、イランのネットはほぼ完全に遮断されていたんだけど、その約 3 か月ぶりに通信が戻ってきた兆しを Radar が確認したの。

これまでの経緯

実はイランでは、2026 年に入ってから 2 回も全国規模のネット遮断が起きているんだよ。

1 回目は 1 月 8 日の 16:30 UTC ごろ(現地時間 20:00)に始まったの。トラフィックは 1 月 21 日までほぼゼロのままで、少しだけ戻ったと思ったら 24 時間ちょっとでまた消えちゃった。1 月 25 日にも短い復旧があって、しっかり戻り始めたのは 1 月 27 日だったよ。

2 回目はもっと長かったの。2 月 28 日の現地時間 10:30 ごろ(07:00 UTC)にトラフィックが急降下して、以前の水準の 1 % を大きく下回るところまで落ち込んじゃった。Web も DNS もほんのわずかしか国外に出てこない状態が、なんと 3 か月近くも続いたんだよ。

これで何が変わるの?

そして 5 月 26 日、2 回目の遮断から 87 日目の 11:00 UTC ごろ、Radar がトラフィックと DNS クエリのはっきりした増加をとらえたの。転送バイト数は、前の週のおよそ 15 倍まで跳ね上がったんだよ。

これはイランの人たちが少しずつネットにアクセスできるようになってきた、っていう希望のサイン。長いあいだオフラインで大変な生活を強いられてきた市民にとって、大きな転機になりうる出来事なの。

深く潜ってみよう

ただし復旧はまだ「部分的」なの。ピーク時でも、2026 年にこれまで観測された最大トラフィックの 40 % までしか戻っていないんだ。

  • 新しいトラフィックの大半はテヘランに集中していて、HTTP リクエストの 91.6 % が首都から来ていたよ。
  • ネットワーク別(ASN 単位で計測)では、TCI・IranCell・RighTel・MCCI でそれぞれ増加が見られたの。
  • Cloudflare の public DNS リゾルバ(1.1.1.1)へのクエリも急増。人々がまた Web を求め始めた強い証拠だね。
  • トラフィックは生活リズムに沿って動いていて、21:00 UTC ごろから減って、翌 5 月 27 日の 3:00 UTC(現地 6:30)にまた増えていったの。

いちばん興味深いのが IPv6 のお話。1 月から、告知される IPv6 アドレス空間はほぼゼロのままなんだけど、IPv4 のアドレス告知は 2 回の遮断を通じてずっと安定していたの。IPv4 アドレスはグローバルなルーティングテーブルから消されていないのに、実トラフィックだけが消えている——これは、アプリケーションフィルタリングやホワイトリストのような手法で遮断していた可能性を示しているんだって。

復旧が本物かどうかはまだ油断できなくて、原文もこう釘を刺しているよ。

as demonstrated in January, brief periods of recovery can quickly reverse.

まとめ

  • 5 月 26 日、イランのネットが約 3 か月ぶりに部分復旧。Radar がトラフィックと DNS の増加を確認したよ。
  • トラフィックは前週の約 15 倍まで回復したけど、2026 年のピークの 40 % どまり。
  • 新規トラフィックの 91.6 % はテヘランに集中。TCI・IranCell・RighTel・MCCI などで増えたの。
  • IPv4 はルーティング上ずっと安定なのに IPv6 と実トラフィックは消失。アプリ層のフィルタリングやホワイトリストによる遮断の可能性があるよ。
  • ただし 1 月のように、短い復旧がすぐ逆戻りする可能性も残っているの。

ネットワークやインターネット計測、BGP・DNS の動きに興味があるエンジニア、そして情報アクセスの自由に関心があるみんなに読んでほしい 1 本だよ。