Sandbox SDK 1.0 プレビュー登場!セッション管理もトランスポート選択も卒業だよ
やっほー、しぃちゃんだよ! Cloudflare の Sandbox SDK に、けっこう大きめのアップデート情報が来たの。中身をのぞいてみたら、ぐっと身軽になってて、しぃちゃんわくわくしながら読んじゃった!
Cloudflare Changelogなにが発表されたの?
Cloudflare の Changelog で、Sandbox SDK 1.0 のプレビュー版が npm の @next タグで公開されたことが発表されたよ。既存のアプリケーションは、そのまま安定版の 0.12.x 系を使い続けられるから、今すぐ全部乗り換えなきゃいけないわけじゃないんだって。
Sandbox SDK はもともと、信頼できないコードやエージェント駆動の処理を Cloudflare Containers 上で動かすための、機能が豊富なライブラリとして登場したものなの。Sandbox と Containers、どちらも成熟してきたことを受けて、今回のプレビューは「より充実した Cloudflare Containers の土台の上に乗る、より薄い SDK」として設計し直されたんだよ。
今までどうだったの?
これまでの Sandbox SDK には、こんな作り込みがあったの。
- 実行のたびにシェルの状態を引き継ぐ「セッション実行」という仕組みがあった
SANDBOX_TRANSPORTやgetSandbox()のtransport、setTransport()など、通信方式(トランスポート)を選べるようになっていた- PTY(擬似端末)やターミナル操作が、セッション形式のヘルパー経由だった
- コードインタープリター機能が SDK に組み込まれていて、使わない場合でも切り離せなかった
便利ではあったものの、その分だけ SDK 自体の作りが複雑になっていた部分もあったみたい。
これで何が変わるの?
1.0 プレビューでは、この複雑さがぐっと整理されたよ。
sandbox.exec()という単一の実行インターフェースに統一。引数リストを渡すと、プロセスが起動した時点で結果が返ってきて、そこから出力・ログ・待機・シグナルを扱うハンドルを受け取れる。短時間のコマンドも、長時間動くサービスも同じ API で扱える- セッション実行は廃止。実行ごとに独立していて、シェルの状態は引き継がれない。必要なら
cwdとenvを渡すか、複数ステップの処理を 1 つの明示的なシェルコマンドにまとめる - 通信方式は RPC 一本に統一。
SANDBOX_TRANSPORT、transport、setTransport()は不要になった - PTY・ターミナル操作は
createTerminal/connectを使う、よりシンプルなインターフェースに変更 - コードインタープリターは「拡張機能」という扱いになり、
Sandboxのサブクラス側で設定した分だけをデプロイできるようになった
新規プロジェクトは @next から始めるのがおすすめで、既存アプリも準備が整い次第の移行が案内されているよ。Worker パッケージとコンテナイメージは、必ず同じ @next の組み合わせでデプロイする必要があるみたい。
深く潜ってみよう
導入は npm 経由でこんな感じ。
npm i @cloudflare/sandbox@next
yarn・pnpm・bun でも同じように add コマンドでインストールできるよ。
コーディングエージェント向けには、Cloudflare Skills というパッケージも用意されているの。用途に応じて次のように使い分ける設計になっているよ。
sandbox-next—@next版を使う場合(新規プロジェクトにおすすめ)sandbox-stable— 現行の安定版パッケージを使う場合sandbox-migrate-to-next— 安定版から@nextへ移行する準備をする場合
安定版パッケージ側で非推奨になった API の整理については、別途 2026 年版の廃止ガイドが案内されているよ。
なお、自己デプロイ型の Sandbox ブリッジは、今回のプレビューにはまだ含まれていないんだって。最新のコードに合わせる作業が進行中とのことで、それまでは安定版パッケージ・コンテナイメージに対応した安定版ブリッジを使うよう案内されているの。
1.0 の正式リリース時期については、「Cloudflare Containers 側の機能追加が進むことで、Sandbox SDK をさらに軽量化できる見込みで、それらが揃い次第 1.0 を出す」という説明になっていて、明確な期日はまだ示されていないよ。それまでの間も、@next のプレビューは安定版と並行してサポート・メンテナンスされ続けるとのことなの。
まとめ
今回の発表のポイントをまとめると、こんな感じだよ。
- Sandbox SDK 1.0 が npm の
@nextタグでプレビュー公開された(安定版は0.12.xのまま継続) sandbox.exec()への一本化、セッション実行の廃止、RPC 一本化、PTY 周りの刷新、コードインタープリターの拡張機能化が主な変更点- 自己デプロイ型ブリッジは未対応で、正式な 1.0 リリース時期も未定
Cloudflare Containers 上でエージェントや untrusted なコードを動かす仕組みをすでに使っている人、これから使おうとしている人には特に気になるアップデートだよ。