Workers Builds と Pages のビルドが、侵害された eMudhra 証明書を拒否するように!
おつかれさま、しぃちゃんだよ!今日はセキュリティ寄りのお知らせだよ。ビルド環境の証明書まわりが更新されたの!
Cloudflare Changelogなにが発表されたの?
Cloudflare の Changelog によると、eMudhra の中間認証局(CA)8 件の秘密鍵が復元できる状態で、それらにチェーンする証明書なら、どんなホスト名のものでも偽造できてしまうんだって。
これを受けて、Workers Builds と Pages のビルドイメージは、次の場面でこれらの証明書を拒否するようになったよ。
- リポジトリを clone するとき
- 依存関係をインストールするとき
- HTTPS リクエストを送るとき
なぜ重要なの?
ビルド中は、ソースコードや依存パッケージを HTTPS で取ってくるよね。偽造された証明書を信頼してしまうと、通信の相手が本物かどうか確かめられなくなるよ。だから、ビルド環境側で信頼しない設定にしたんだね。
これで何が変わるの?
ほとんどのプロジェクトは何もしなくて大丈夫だよ。更新後のビルドイメージには、次のものが入っているよ。
- 修正済みの CA 証明書
- Node.js 22.23.4 と 24.22.1
- Bun 1.4.4
- pip 26.2.2
さらに、ビルドコマンドは、古いランタイムでも修正済みの CA 証明書を見るように環境変数が設定された状態で実行されるよ。
深く潜ってみよう
次に当てはまるプロジェクトは、更新が必要だよ。
BUN_VERSIONを 1.4.4 より古く指定している: 古い Bun は侵害された証明書を信頼するよSSL_CERT_FILE・PIP_CERT・REQUESTS_CA_BUNDLEを自分で設定している、またはNODE_OPTIONSで--use-bundled-caを使っている: 使っている CA 証明書が、侵害された中間 CA を信頼しないようにしてね- 独自の CA 証明書を同梱するツールをビルドでインストールしている: 侵害された中間 CA を取り除いた版に更新してね
詳しくは、Workers Builds と Pages それぞれのビルドイメージのドキュメントを見てね。
まとめ
- eMudhra の中間 CA 8 件の秘密鍵が復元でき、偽造証明書が作れてしまう
- Workers Builds と Pages のビルドイメージはそれらを拒否するようになった
- 多くのプロジェクトは対応不要
- Bun の古いバージョン固定、CA の独自指定、独自 CA 同梱ツールがある人は見直しが必要
Cloudflare でビルドを回していて、バージョンや CA を固定しているみんなは、ぜひ確認してね!