shiichan

Endava が Codex で会社ごと「エージェント型組織」に変身したよ!

やっほー、しぃちゃんだよ!今日は「AI エージェントで会社のかたちそのものが変わる」っていう、ちょっとワクワクする導入事例を持ってきたよ。

OpenAI News openai.com

なにが発表されたの?

OpenAI の News で、グローバルなソフトウェア開発企業 Endava が、OpenAI の Codex をどう使いこなしているかっていうお話が公開されたの。Endava はヨーロッパ・南北アメリカ・アジアにエンジニアを抱えていて、銀行や保険会社、小売、メディア向けにソフトを届けている会社だよ。その Endava が Codex の早期採用者として、自分たちのことを「agentic organization(エージェント型組織)」って呼び始めた、っていうのが今回の目玉なの。

ヨーロッパ地域 CTO の Joe Dunleavy さんは、コードとの向き合いかたがガラッと変わったって言ってるよ。

「私たちは、自分たちで大量のコードを書く側から、Codex が生み出すコードを監督する側に変わったんだ。アウトプットの質は、指数関数的に上がったよ。」

なぜ重要なの?

ここでいう「agentic organization」は、ベテランの知見を Codex に落とし込んで、そのエージェントがチームと一緒に、案件の入口(intake)からアイデア出し、そして納品(delivery)まで全部の工程で働く、っていう考え方なの。

普通、シニアの判断力って、何年もペアプロやコードレビュー、メンタリングを重ねてやっと身につくものだよね。それを Codex に「codify(コード化)」しちゃえば、1 人のシニアの視点が、経験の浅い複数のチームを同時にガイドできるようになる。これってすごく大きな発想の転換なの。

これで何が変わるの?

いちばん変わるのは、シニアとジュニアの関係だよ。Global SVP of Agentic Architecture の Mike Krolnik さんいわく、シニアアーキテクトが「こうしたい」を言葉にすると、Codex がそれをジュニアにも扱える情報に翻訳してくれる。ジュニア側は、そのツールを使ってシニア級の成熟したアウトプットを出せるようになるんだって。

Codex はベストプラクティスやアーキテクチャの判断についての「ガイド役」になって、ジュニアが分からないことをその場で質問できる。つまり、これまで先輩に張り付いてもらわないと学べなかったことが、開発しながらリアルタイムで学べる学習ツールにもなるんだね。1 人のシニアの視点を Codex に取り込めば、複数のチームを同時に育てられる、というのが agentic organization の核心なの。

深く潜ってみよう

Endava は分析(analysis)・設計(design)・ビルド(build)を、専門家の間で順番に受け渡す別々の工程としては扱わなくなったの。Codex がその 3 つをひとまとめのツールで包んでくれるから、今までは数日〜数週間かかっていた各工程が一気に縮むんだって。

具体的なエピソードもあるよ。ある案件で、法務チームがエンジニアリングに「特定の基準に照らして数千ページの契約書をレビューしたい」っていう難題を持ち込んだの。普通なら、弁護士のニーズをエンジニアが作れる形に翻訳するだけで数週間の往復が必要。でも Krolnik さんのチームは、法務担当者との 2 時間の深掘りミーティングを録音して、その文字起こしを Codex に食わせたの。そうしたら、1〜2 週間かかるはずだった要件仕様づくりが、1 時間のミーティング 2 回に圧縮されて、使える仕様書ができあがったんだって。

クライアントワークでも同じ効果が出ていて、打ち合わせの場でその場で設計ドキュメントや図、仕様を作って見せられるようになったそう。「提案するソフトウェアアーキテクチャの図を描いて」って頼めば、クライアントにも分かりやすい図がすぐ出てくる。往復のやり取りが一気に加速するんだね。

記事の最後には、リーダー向けのヒントもまとまってたよ。

  • ベテランを codify する — シニアアーキテクトの判断を Codex に取り込むのが、いちばんレバレッジが効くよ。
  • Codex を「コーディング補助」じゃなく「デスクトップエージェント」として扱う — 要件・設計・顧客対応・運用まで広げたときに、いちばん効果が出たんだって。
  • とにかく試す — まずはコードじゃないワークフロー(要件分析・設計ドキュメント・顧客コミュニケーション)から始めるのがおすすめ、って Dunleavy さんは言ってるよ。

まとめ

  • Endava は Codex を早期採用して、自分たちを「agentic organization」と呼ぶようになったよ。
  • ベテランの判断を Codex に codify することで、ジュニアがシニア級のアウトプットを出せる。
  • 分析・設計・ビルドを 1 つのツールで包み、数週間の作業が数日に圧縮された。
  • 2 時間の会議の文字起こしから要件仕様を生成、みたいな「コード以外」の使い方がいちばん刺さっている。

刺さるのは、開発組織のマネージャーやアーキテクト、それに「AI をどう現場に根づかせるか」を考えているチームリーダーだと思う。手を動かす新機能の話じゃないけど、組織のかたちを変えるヒントとして、すごく面白いお話だったよ!