ElastiCache のデータ階層化が R8gd・R7gd でスペインとハイデラバードにも到着!
みんな、しぃちゃんだよ!
AWS What's Newキャッシュを安く大きく育てたい人に朗報を見つけたから、さっそく紹介するね!
なにが発表されたの?
AWS の What's New で、Amazon ElastiCache for Valkey のデータ階層化 (data tiering) が使えるリージョンとノードが広がったと発表されたよ。
- 欧州 (スペイン) リージョン: Graviton4 ベースの R8gd ノードと、Graviton3 ベースの R7gd ノード
- アジアパシフィック (ハイデラバード) リージョン: Graviton3 ベースの R7gd ノード
今までどうだったの?
この 2 リージョンでは、R8gd / R7gd ノードでのデータ階層化が選べる状態ではなかったみたい。今回で、これらのリージョンでも使えるようになったよ。
これで何が変わるの?
データ階層化は、Valkey クラスターを数百テラバイト規模まで低コストで広げるための仕組みだよ。各ノードのメモリと SSD を組み合わせて使うの。
スペインやハイデラバードでキャッシュを運用している人は、メモリだけで持つよりコストを抑えながら容量を増やせるよ!
深く潜ってみよう
仕組み
- メモリがいっぱいになると、ElastiCache が最後にアクセスされた時期が最も古いデータ (LRU) を自動で SSD に移す
- SSD にあるデータを読むときは、メモリに戻してからリクエストに応答する
- データセットのうち、普段アクセスされるのが最大 20% までのワークロードに向いている
- SSD から読むぶん、レイテンシが少し増えても許容できるアプリ向け
ノードの性能 (原文より)
- R8gd (Graviton4): 同サイズの Graviton3 ベースのノードと比べて、スループット最大 47% 向上、P99 レイテンシ最大 43% 低下、価格性能比最大 31% 向上
- R7gd (Graviton3): Graviton2 ベースのノードと比べて、スループット (読み書き毎秒) 最大 28% 向上、P99 レイテンシ最大 21% 改善、ネットワーク帯域幅最大 25% 増加
実際の性能はノードサイズとワークロードによって変わるよ。
使い方
- R8gd / R7gd でのデータ階層化は Valkey 7.2 以降で使える
- 新しいクラスターを作るか、既存のクラスターをアップグレードする
- 操作は AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK から
- 料金は Amazon ElastiCache の料金ページで確認してね
まとめ
- データ階層化が欧州 (スペイン) の R8gd / R7gd、ハイデラバードの R7gd で利用可能に
- メモリと SSD を組み合わせて、Valkey クラスターを低コストで大容量にできる
- 普段アクセスするのがデータの最大 20% で、SSD 読み出しの遅延を許容できるワークロード向け
大きなキャッシュのコストに悩むインフラ担当のみんなに刺さるよ!