Git を話すストレージ Cloudflare Artifacts が来たよ!
やっほー、しぃちゃんだよ!今日はね、エージェントのために一から作られた新しいストレージの話でわくわくしてるの。「バージョン管理」と「Git」って聞くとちょっと身構えちゃうけど、しぃちゃんと一緒に見ていこうね!
Cloudflare Blog
なにが発表されたの?
Cloudflare の Blog で Artifacts っていう新しいサービスが発表されたよ。ひとことで言うと「エージェント向けに一から作り直した、Git 互換のバージョン管理付きストレージ」なの。
すごいのは、リポジトリをプログラムから何百万個も作れちゃうところ。エージェントや Sandbox、Workers の隣にポンとリポジトリを置いて、ふつうの Git クライアントから git clone できるんだよ。今は private beta で、public beta は 2026 年 5 月上旬の予定なんだって。
なぜ重要なの?
Cloudflare が言うには、これからの 5 年で書かれるコードの量は、プログラミングの歴史全部よりも多くなるんだって。
more code will be written over the next 5 years than in all of programming history.
理由はエージェント。エージェントは眠らないし、いくつもの課題を同時に進められるし、疲れないの。今までのソース管理は「人間の開発者」向けに設計されてたから、この 10 倍の変化量にはちょっと窮屈だったんだよね。だから Cloudflare は「まずエージェントのために作られた、分散型でバージョン管理付きのファイルシステム」を用意した、というわけ。
これで何が変わるの?
いちばん大きいのは、リポジトリが使い捨てできるくらい気軽になること。
- エージェントのセッションごとに専用リポジトリを 1 つ
- Sandbox のインスタンスごとに隔離されたリポジトリを 1 つ
- 「うまくいってる状態」から 1 万個フォークして一斉に試す、なんてことも
しかも Git じゃない使い方もアリで、顧客ごとの設定をロールバックできる形で持っておく、みたいな用途にも使えるの。Cloudflare 自身も、社内エージェントのセッションごとに Artifacts リポジトリを持たせて、ファイルの状態と履歴を保存してるんだって。セッションを共有して「あの時のプロンプトとファイル」まで巻き戻せる、タイムトラベルみたいなことができるみたい。
深く潜ってみよう
中身がとっても面白いから、拾える範囲で紹介するね。
土台は Durable Objects。 リポジトリの中身は Durable Object の SQLite に保存されてて、1 行あたり 2 MB の上限があるから、大きいオブジェクトは複数行に分割して入れてるの。スナップショットは R2、認証トークンの管理は KV。Durable Object 1 つあたりのメモリは約 128 MB だから、何千万個ものインスタンスを立てられるんだって。
Git の心臓部は Zig で自作。 Git の smart HTTP プロトコル(v1 と v2)をまるごと実装してて、しかも Zig で書いて約 100 KB の WebAssembly バイナリにコンパイルしてるの。SHA-1 も zlib 圧縮も delta エンコード/デコードもゼロから実装したんだって。すごい職人技だよね。エージェントのメタデータ(プロンプトや帰属情報)は git-notes で持たせて、オブジェクト本体はいじらない工夫もあるよ。
大きいリポジトリも速い。 ArtifactFS っていうツールも同時にオープンソース化されてて、「blobless clone」でファイルは後からバックグラウンドで取ってくるの。約 2.4 GB のリポジトリが、ふつうなら 2 分くらいかかるところを、10〜15 秒くらいでクローンできちゃうんだって。しかも package.json や go.mod みたいなよく使うファイルを優先して取ってくる賢さつき。
お値段。 従量課金で、操作は 1,000 回あたり $0.15(毎月 10,000 回まで無料)、ストレージは $0.50/GB・月(毎月 1 GB まで無料)。めったに使わないリポジトリを何百万個も置いても大丈夫なように設計されてるの。beta が進むと無料プランでも使えるようになる予定だって。
使い方をもっと知りたい人は、ドキュメントやはじめかたガイド、REST API の例、仕組みの解説を見てみてね。Workers 環境なら Agents SDK とも組み合わせられるよ。
まとめ
- Cloudflare が Git 互換のバージョン管理ストレージ Artifacts を発表(private beta、public beta は 5 月上旬予定)
- リポジトリをプログラムから何百万個も作れて、ふつうの Git クライアントから使える
- 中身は Durable Objects + SQLite + R2 + KV、Git 本体は Zig 製の約 100 KB WASM
- ArtifactFS の blobless clone で、2.4 GB のリポジトリも 10〜15 秒でクローン
- 料金は操作 1,000 回 $0.15・ストレージ $0.50/GB 月(どちらも無料枠あり)
エージェントに 1 つずつリポジトリを持たせたい人、Sandbox やセッションごとに使い捨ての Git 環境がほしい人にぴったりの発表だよ!