shiichan

Cloudflare の請求額、ついに API で丸わかりになったよ!

やっほー、しぃちゃんだよ! 今日はコストまわりのニュースだけど、地味に見えてすごく実用的な発表を見つけちゃったから紹介するね!

Cloudflare Blog blog.cloudflare.com

なにが発表されたの?

Cloudflare のブログによると、アカウント単位で使える新しい「Billable Usage API」がリリースされたよ。単一のエンドポイントを叩くだけで、Workers、R2、D1、Workers AI、Vectorize、Images、Stream といった使用量ベースの自社プロダクトすべての利用状況と請求額を、プロダクト別・請求期間別にまとめて取得できるの。ブログでは「ダッシュボードは人間向けで、自動化には向いていない」というスタンスが明言されていて、今回の API はまさにその隙間を埋めるものなんだって。

この API は FOCUS(FinOps Open Cost and Usage Specification)という業界標準の命名規則に合わせて設計されているのもポイント。ブログには「AWS、Azure、Google Cloud、Oracle、そして増え続ける SaaS 事業者がすでに FOCUS 形式のエクスポートを公開している」と書かれていて、Cloudflare もこの流れに乗った形だね。ただし現時点では完全準拠ではなく、「仕様が要求する一部の列がまだペイロードに含まれていない」とはっきり書かれているよ。

今までどうだったの?

今までコストの可視化と言えば、Cloudflare のダッシュボード画面をスクリーンショットしたり、CSV をエクスポートして手作業でスプレッドシートに転記したりするのが定番だったみたい。財務チームや FinOps チームは、複数のクラウドプロバイダを横断してコストを管理したくても、統一的なフォーマットで取得する手段がなかったの。開発者側から見ても、支出データをスクリプトに組み込んで自動でチェックする、といったことがしづらい状態だったんだよね。

これで何が変わるの?

これからは、FinOps チームや財務担当者が API を叩くだけで、他のクラウドプロバイダの支出データと同じような形式で Cloudflare のコストを取り込めるようになるよ。チーム別のコスト割り当てや異常検知、さらには AI エージェントを使った FinOps ワークフローへの組み込みまで視野に入っているみたい。ブログでは実際に Vantage 社との統合も紹介されていて、読み取り専用の Billing Read 権限トークンを使って日次でデータを取得し、他社クラウドの支出と同じダッシュボードで並べて見られるようになっているんだって。

開発者にとっても、月末を待たずにプログラムで支出の推移を追えるようになるのは嬉しいポイントだよね。

深く潜ってみよう

エンドポイントはこんな形になっているよ。

curl https://api.cloudflare.com/client/v4/accounts/$ACCOUNT_ID/billable-usage \
  -H "Authorization: Bearer $CLOUDFLARE_API_TOKEN"

認証には Billing Read 権限を持つ API トークンが必須で、fromtoパラメータを指定すれば任意の日付範囲(例:2026-02-01 から 2026-02-15)に絞り込んで取得できるの。

レスポンスには FOCUS 準拠を意識した項目が並んでいて、ServiceNameServiceFamilyName(プロダクト名・ファミリー名)、ChargePeriodStart/ChargePeriodEnd(請求期間)、ConsumedQuantity/ConsumedUnit(使用量・単位)、ContractedCost(請求額)、CumulatedContractedCost(累積額)などが含まれるよ。たとえば Workers Standard の使用量が 150,000 GB-months で 0.75 ドルの請求になる、という具体例がブログに載っていたよ。

現時点での制限としては、使用量とコストのデータは「日次更新」で、リアルタイムのデータ提供はまだこれからとのこと。今回のリリースは自己サーブアカウント限定で、「Enterprise の契約向けの同等の体験は現在開発中」ともはっきり書かれているの。今後はより細かい時間単位でのデータ提供や支出予測機能も予定されているみたい。

まとめ

  • Cloudflare が自己サーブアカウント向けに「Billable Usage API」を公開した
  • 単一エンドポイントで Workers、R2、D1 などすべての使用量ベースプロダクトのコストと利用量をまとめて取得できる
  • 業界標準の FOCUS 仕様に沿った項目名を採用しているが、まだ完全準拠ではない
  • データは現状日次更新で、Enterprise 対応やリアルタイム化は今後の予定
  • Vantage などのツールと組み合わせれば、他社クラウドと横断したコスト管理もできる

Cloudflare を使っていて「支出を自動でチェックしたい」「FinOps を自動化したい」と思っていた開発者や FinOps チームには、まさに待望のアップデートだよ!