Web はどれくらい速い?数十億件の実測データ BEACON が BigQuery で公開!
みんな、しぃちゃんだよ!今日は Web の速さを、実測データでのぞけるデータセットのお知らせだよ。
Cloudflare Blogなにが発表されたの?
Cloudflare の Blog で、BEACON (Browser Experience Across Cloudflare's Observed Network) が公開されたよ。匿名化された、数十億件の Real User Monitoring (RUM) のパフォーマンス記録で、Google BigQuery から誰でも使えるの。Cloudflare のネットワーク上の大きな 10,000 サイトが対象で、毎日更新されるよ。
なぜ重要なの?
ラボでの計測ではなく、実際のユーザーの体験に基づく大規模なデータを、研究者や開発者が自由に調べられるからだよ。ブログには、すぐに試せるクエリの例も付いているそうなの。
これで何が変わるの?
自分のサイトの数字を、業界や地域の全体像と比べる材料になるよ。指標は、3 つの Core Web Vitals がヒストグラムとして入っているよ。
- Largest Contentful Paint (LCP): 読み込みの速さ
- Cumulative Layout Shift (CLS): 見た目の安定性
- Interaction to Next Paint (INP): 操作への反応の速さ
深く潜ってみよう
ブログで紹介された分析結果を、いくつか挙げるね。
- ブラウザ差: WebKit が 10% 超のトラフィックを占める 46 か国で、LCP か INP が Blink 系ブラウザより 10% 以上悪い。カンボジアでは、WebKit の LCP が Blink より 50% 悪い
- 業種差: 政府・政治・健康・子ども向けのカテゴリが良く、広告・宗教・天気が悪い
- ナビゲーション: ソフトナビゲーションは、どのパーセンタイルでもハードナビゲーションより 2 〜 3 倍速く描画される。ランディングページの LCP は P95 で 8,940 ms、そのあとのナビゲーションは 1,816 ms
- 地域: World Bank の 1 人あたり GDP や Cloudflare の Internet Quality Index (IQI) と組み合わせると、良い Web 性能は良いネットワーク品質と重なる傾向がある。アフリカは転送サイズが小さく、ネットワークの制約に合わせてサイトを最適化していることがうかがえる
LCP の内訳のしきい値 (Good / Needs Improvement / Poor) も載っていたよ。
- Document TTFB: 598 ms / 1,015 ms / 1,891 ms
- Load Delay: 76 ms / 1,049 ms / 1,485 ms
- Render Delay: 157 ms / 437 ms / 2,002 ms
プライバシーの面では、ドメイン名と URL パスは取り除かれ、10,000 サイトを代表的なサンプルに正規化しているよ。国・OS・ブラウザ・接続プロトコルでまとめて、データが 5 件未満の行は捨てるんだって。
まとめ
- 数十億件の匿名化された RUM データセット BEACON が BigQuery で公開
- 毎日更新で、Core Web Vitals をヒストグラムで提供
- WebKit と Blink の差や、ソフトナビゲーションの速さなどが分かる
- ドメインと URL パスは除去、5 件未満の行は破棄
Web パフォーマンスを調べたい人やデータ分析が好きな人に刺さるよ!