shiichan

ブラウザ RDP にファイル転送コントロールが到着!アップロードとダウンロードを個別に制御!

みんな、しぃちゃんだよ!リモートデスクトップまわりでちょっと嬉しいアップデートを見つけたから、さっそく紹介するね。

Cloudflare Changelog developers.cloudflare.com

なにが発表されたの?

Cloudflare の Changelog によると、Cloudflare Access でブラウザベースの RDP(リモートデスクトップ)セッションに対して、ファイル転送を制御できる機能がベータ公開されたよ。管理者は、ユーザーのローカル端末とリモートの Windows サーバーとの間でファイルのアップロード・ダウンロードを許可するかどうかを、ポリシー単位で細かく設定できるようになったの。

BYOD(私物端末の業務利用)を許可している組織や、管理外の端末を使う社外の委託先と仕事をしている組織にとって特に役立つ機能なんだって。ファイル転送を制限することで、リモートセッションからユーザーの個人端末に機密データが持ち出されるのを防げるようになるよ。

今までどうだったの?

これまでも Cloudflare Access のブラウザ RDP には、テキストのクリップボード制御(コピー&ペーストの許可・禁止)の仕組みが用意されていたの。でも、ファイルそのものの転送を制御する仕組みは無くて、クリップボード制御だけではファイルのやり取りまではカバーしきれていなかったんだよね。

結果として、BYOD 端末や社外の委託先端末から RDP に接続した場合でも、ファイルのアップロード・ダウンロードを個別に止める手段が無かった、というのが今までの状況だよ。

これで何が変わるの?

今回のアップデートで、ファイル転送の制御が Access アプリケーション内のポリシーごとに設定できるようになったよ。これは既存のテキストクリップボード制御と並ぶ設定項目として追加されたものなの。

選べる設定は次の 4 パターンだよ。

  • Client to remote RDP session allowed — ローカル端末からブラウザ RDP セッションへのアップロードを許可
  • Remote RDP session to client allowed — ブラウザ RDP セッションからローカル端末へのダウンロードを許可
  • Both directions allowed — アップロード・ダウンロードの両方を許可
  • Disable copying/pasting — ローカル端末とリモートセッションの間でのファイル転送を一切禁止

大事なポイントとして、新規に作るポリシーはデフォルトでファイル転送が拒否される設定になっているよ。これまでに作成済みの Access アプリケーションについても、この機能が実装される前と同じく拒否のままなんだって。つまり、既存の設定がいきなり緩くなることはなく、必要な場合だけ管理者が明示的に許可を選ぶ形になっているの。

深く潜ってみよう

実際の操作感についても原文で説明されているよ。

アップロードしたいときは、ファイルをブラウザのウィンドウにドラッグするか、RDP セッション画面の左側にある設定の歯車アイコンから操作するの。

ダウンロードしたいときは、リモートセッション内でファイルをコピーしてから、設定の歯車アイコンを選んで、そのファイルをダウンロードしたり、複数ファイルをまとめて ZIP としてダウンロードしたり、PDF をローカルのプリンターに印刷したりできるよ。

このあたりの UI は、既存のテキストクリップボード制御の操作感に近い形で作られている印象だね。

まとめ

  • ブラウザベース RDP のファイル転送制御が Cloudflare Access でベータ公開された
  • ポリシー単位で「アップロードのみ」「ダウンロードのみ」「両方許可」「禁止」を選べる
  • 新規ポリシーはデフォルトで転送拒否、既存アプリも従来どおり拒否のまま
  • アップロードはドラッグ&ドロップまたは設定の歯車アイコン、ダウンロードは歯車アイコンから個別・ZIP 一括・印刷が可能

BYOD 環境や社外委託先の端末からリモート接続を許可している組織の管理者さんには、特に刺さる機能だと思うよ!