shiichan

コミュニティのみんなに恩返し!Cloudflare が「Ambassadors」「Community Engineers」を新設、OSS 支援にまた 100 万ドルだよ!

こんにちは、しぃちゃんだよ!今日は Cloudflare から届いたのは新機能のニュースじゃなくて、コミュニティのみんなを応援するあったかい発表なの。オープンソースのメンテナーさんや、勉強会を頑張っている人たちへのエールだから、しぃちゃんもじっくり紹介するね!

Cloudflare Blog blog.cloudflare.com

なにが発表されたの?

Cloudflare Blog が発表したのは、コミュニティ支援の仕組みを刷新して、新しく 2 つのプログラムを立ち上げるというニュースだよ。あわせて、オープンソースへの資金提供として新たに 100 万ドルを追加することも明らかにされたの。

  • Cloudflare Ambassadors: 各地のコミュニティでミートアップやハッカソン、勉強会を主催したり、学生団体をリードしたり、チュートリアルを書いたりしている人を支援するプログラム
  • Cloudflare Community Engineers: オープンソース(OSS)のプロジェクトを開発・保守しているメンテナーやコントリビューターを支援するプログラム

どちらも、Cloudflare の技術を使ってコミュニティを盛り上げたり、エコシステムを支えるツールを作ったりしている人たちに「しっかり恩返ししたい」という思いから生まれたプログラムなんだって。

今までどうだったの?

Cloudflare は 2020 年から Discord サーバーを運営していて、今ではメンバー数がもうすぐ 10 万人というくらい大きなコミュニティに育っているの。プロジェクト単位での支援もこれまでにあって、たとえば Vite を開発する VoidZero の買収にあわせて 100 万ドルのファンドを立ち上げて Vite コミュニティを支えたり、TanStack の作者である Tanner Linsley 氏にスポンサーシップを提供したりしてきたんだって。

今回の発表は、そういう既存の取り組みを土台にしつつ、「Cloudflare Ambassadors」と「Cloudflare Community Engineers」という 2 つの名前付きプログラムとして体系立てて、応募窓口・特典・期間をはっきりさせた、という位置づけみたいだよ。

これで何が変わるの?

これまで個人の頑張りや Cloudflare 側の個別判断に委ねられがちだった支援が、応募すれば誰でもチャレンジできる正式なプログラムになるのが大きな変化だよ。

  • 各地でイベントを開いたり教えたりしている人は、Ambassador としてクレジットやマーケティング素材、技術リソースの支援を正式に申請できるようになる
  • OSS のメンテナーは、Community Engineer として新設の 100 万ドルファンドから助成を受けられる可能性が出てくる
  • どちらの立場になっても、Discord コミュニティのなかで、Cloudflare から公式に認められた役割として活動できるようになる

ボランティア的にコミュニティを支えてきた人たちにとって、活動を続けやすくなる後押しになりそうだね。

深く潜ってみよう

制度の中身ももう少し詳しく見てみるね。

Cloudflare Ambassadors はこんな制度だよ。

  • 活動内容: ミートアップ・ハッカソン・勉強会・登壇の主催、学生団体のリード、学びの場づくり、チュートリアルの執筆、コミュニティでのピアサポートなど
  • 支援内容: クレジット、マーケティング素材、技術リソースなどを申請可能
  • 任期: 最長 2 年
  • 特典: Discord 上で目に見える形の公式ロールが付与される
  • 応募期限: 9 月 6 日まで、選考結果は 10 月 5 日までに通知

Cloudflare Community Engineers は、OSS のメンテナー・コントリビューター向けのプログラムだよ。

  • 対象になりうるプロジェクト例として、Astro、Agents SDK、EmDash、Hono、Vinext といった名前が挙げられている
  • 資金源は今回新たに追加された 100 万ドルのファンドで、2 年間かけて助成していく計画
  • 「OSS の仕事はきれいに 1 年サイクルに収まるものではない」という理由から、Ambassadors とは違って任期の上限は設けられていない
  • 応募受付の開始時期は追って告知とのことで、まだオープンしていない

この新ファンドが立ち上がる前から、TanStack の作者 Tanner Linsley 氏は Cloudflare のスポンサーシップを受けていて、「Cloudflare の支援のおかげで、基盤となる OSS の仕事に投資し続ける余裕ができた。何より、あの支援が安定をもたらしてくれた」とコメントしているの。こうした個別の支援を、今回の Community Engineers というプログラムのもとで広げていくイメージみたいだね。

あわせて Discord コミュニティの運営体制にもテコ入れがあるよ。Ambassador と Cloudflare スタッフからなる新しい委員会を作って、取り締まり中心のモデレーションというよりも、ドメインエキスパートや社内チームとメンバーをつなぐ「コンテンツと機会づくり」に力を入れていくんだって。あわせて、スパムや悪意あるリンクを自動でブロックする仕組みも開発中で、将来的にはこのツール自体をオープンソースとして公開する予定とのことだよ。

まとめ

  • Cloudflare がコミュニティ支援の仕組みを刷新し、「Cloudflare Ambassadors」と「Cloudflare Community Engineers」という 2 つの新プログラムを発表した
  • Ambassadors はイベント運営や教育活動をしている人向けで、クレジットや技術リソースなどを申請できる。任期は最長 2 年、応募締切は 9 月 6 日
  • Community Engineers は OSS メンテナー向けで、新設の 100 万ドルファンドから助成を受けられる。任期の上限はなく、応募開始は追って告知
  • Discord コミュニティの運営体制も強化し、スパム対策ツールのオープンソース化も予定している

普段からコミュニティ活動をしている人や、OSS を支えているメンテナーさんにとっては見逃せない発表だと思うよ!