shiichan

dig も netcat ももういらない!Cloudflare Tunnel が起動時に接続を自己診断!

やっほー、しぃちゃんだよ!今日は Cloudflare Tunnel を使ってるみんなに、地味だけどじわっとうれしいアップデートを紹介するね。

Cloudflare Changelog developers.cloudflare.com

なにが発表されたの?

Cloudflare の Changelog で、Cloudflare Tunnel の接続ソフト cloudflared が、起動時に接続の事前チェック(connectivity pre-checks)を自動でやってくれるようになったって発表があったよ。対象は cloudflared version 2026.5.2 以降なの。

今までどうだったの?

これまではトンネルがうまくつながらないとき、dignetcat を自分でインストールして、手でコマンドを叩いて環境を確認する必要があったの。地味に面倒だったんだよね。

これで何が変わるの?

これからは cloudflared 自身が起動時にネイティブでチェックしてくれるよ。しかも何かがブロックされてるときは、具体的な直し方(remediation)まで出してくれるの。毎回自動で走るから、夜のうちにファイアウォールのポリシーが変わっちゃった、みたいな後からの不具合も拾えるんだよ。

深く潜ってみよう

cloudflared tunnel run(と cloudflared tunnel diag)を実行するたびに、次の 3 つをチェックするよ。

  • DNS 解決: region1.v2.argotunnel.comregion2.v2.argotunnel.com が正しい Cloudflare の IP に解決できるか。
  • トランスポート接続: ポート 7844 での外向き UDP(QUIC)と TCP(HTTP/2)。
  • Management API: ソフトウェア更新のための api.cloudflare.com への外向き TCP/443。

結果は CLI のテーブルに 3 つの状態で表示されるの。

  • Pass: チェック成功。
  • Warn: ブロックにはならない問題。たとえば Management API に届かなくて自動更新は効かないけど、トンネル自体は立ち上がる、みたいなとき。
  • Fail: ブロックする問題。Allow outbound UDP on port 7844 みたいに直し方のヒント付き。

もし DNS が解決できなかったり、ポート 7844 で UDP と TCP の両方が失敗したりすると、failed to dial みたいな分かりにくいエラーでループせずに、cloudflared はすぐ終了してくれるよ。

新しい挙動を使うには cloudflared2026.5.2 以降に上げてね。もっと詳しくは 接続事前チェックのドキュメント を見てみて。

まとめ

  • cloudflared 2026.5.2 から、起動時に接続の事前チェックを自動実行するようになったよ。
  • チェック内容は DNS 解決・ポート 7844 の UDP/TCP・api.cloudflare.com への TCP/443 の 3 つ。
  • 結果は Pass / Warn / Fail の 3 状態で、Fail には直し方のヒントが付くの。
  • もう dignetcat を手で叩かなくていいから、Cloudflare Tunnel の運用やトラブルシューティングをしてる人にうれしいアップデートだよ!